みなさん、こんばんは。MacPeople編集部、元編集長の吉田でございます。短期集中連載の6回目はFinderに備わったタブ機能を紹介します。
タブといえば、ウェブブラウザーなどでおなじみの機能ですね。Finderにも搭載されていてもよさそうな機能ですが、意外にもこれまでは使えませんでした。Finderでは、Finderで開くウィンドウは標準では1つと決まっており、複数のウィンドウを開きたい場合はFInderの環境設定を変更する必要がありました。
OS X MavericksではFinderにタブ機能が加わったことで、デスクトップをウィンドウで埋め尽くすことなく、1つのウィンドウで複数のフォルダーの内容を切り替えて確認可能になるわけです。
とりあえず、Finderウィンドウを開いてみましょう。
次に「command」+「T」キーを押してみましょう。すると、Finderウィンドウにタブが現れて「マイファイル」フォルダーが別のタブで開きます。
なお、タブをFinderウィンドウの外へドラッグ&ドロップすると、別のFinderウィンドウとして切り離せます。
新規タブは、「ファイル」メニューから選んで追加することもできます。
タブ機能が威力を発揮するのは、複数のウィンドウがデスクトップ上で散らかっているときかもしれません。
ここで「ウインドウ」メニューから「すべてのウインドウを結合」を選びましょう。
すると、複数のウィンドウが、1つのウィンドウにそれぞれタブとしてまとめられます。
Finderの環境設定で「フォルダを新規ウインドウではなくタブで開く」をチェックすると、Finderウィンドウ内で「command」キー+クリックで開いたウィンドウは、すべてタブになります。
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