『秋のヘッドフォン祭2013』で見て来たヘッドホンなどを一挙紹介。ちょっとおもしろいなと思ったのは、Linkmanが展示していた組み立て式のオーディオ・アンプキット『LV-1.0』と思わせてケースだけ使ったPC。
Windows7が起動しており、上に置いた本来の『LV-1.0』に接続して音が視聴できる。『LV-1.0』は、雑誌の企画で作ったもので結構ムダが多いという。そこで、新しく登場したのが下の『LV-2.0』だ。
『LV-2.0』は、従来機よりも小型でムダを省いたぶん価格も抑えられているとのこと。
【CAVジャパン】
2014年オーディオ・ビジュアル・アワードを受賞し、10月発売されたばかりの『LOOP』をはじめ、新しい“COMBATシリーズ”とSOULブランドのヘッドホンを展示。
LOOP
ストリート系ファッションに映えるデザインと、耳に優しいソフトクッションが特徴的。音もクリアーな中音と高音をバランスよく再現。実売価格2万円前後。
COMBAT+
今後発売予定のニューモデル。スポーツ向けのヘッドホンということで、イヤーパッドなどは汗を吸いにくい素材で交換も可能。メッシュタイプへ変更も可能とのこと。
TRANSFORM
青を基調としたさわやかなイメージのヘッドホン。ヘッドバンド部分のデザインも独特。
【音茶楽】
Olasonicとのコラボレーションによるカナル型ヘッドホン『TH-F4N』を展示。
音響特許技術“ツイン・イコライズド・エレメント方式”にて、耳への装着時の特性の変化を補正し、心地よい音を再生できるのが特徴。実際に装着してみると、通常のカナル型で感じる、耳が塞がったと感じる圧迫感がなく、楽曲が楽しめた。実売価格は、4万8800円前後。
【ラディウス】
ダイナミックドライバーのボイスコイルからあふれる磁束をマグネットの反発磁力で閉じ込め、磁束密度を高め“感度”と“音質”を向上した“High-MFD構造”を世界初搭載したイヤホン『NEF31』などを展示。発売日は、年末か年始を予定しており、価格は4000円前後を想定。同社のイヤホン専用のiOSアプリ“Ne AUDIO”を利用すると、各イヤホンに最適な音声で楽曲が楽しめる。
【日立マクセル】
BA型+ダイナミック型ドライバ搭載の最新カナル型イヤホン『MXH-DBA900』などを展示。従来のDBA700が山形のような形状していたのに対して、ダイナミックドライバとバランスドアーマチュアと2つのドライバを搭載したWハイブリッド構造のイヤホン。2つのドライバーのつなぎ目を感じさせない音を実現しているという。実売価格は、1万9800円前後。
【ハーマンインターナショナル】
JBLのエントリーイヤホン『SYNIE100』(実売価格9900円前後)、『 SYNIE200』 (実売価格1万1800円前後)や11月に発売予定の30mm径のドライバーを搭載する薄型ポータブルヘッドホン『SOHO』を展示。予想実売価格は1万9800円前後。
【パイオニア】
同社初のヘッドホン『SE-1』を参考展示するほか、最新のDJヘッドホン『HDJ-500』(実売価格9800円前後)などを展示。
【JVCケンウッド】
主にアウトドア用の最新ヘッドホンを展示。
HA-S680
軽量で剛性の高いカーボンナノチューブ素材を振動板に採用したステレオヘッドホン。大口径40mm高磁力ネオジウムドライバユニットや低音域を高める“ダイナミックポート”などにより、迫力のある高解像度サウンドを実現するとしている。コンパクトに折りたたみも可能で、カバンなどへの収納も容易に可能。実売価格は、5900円前後。
HA-SZ2000
新開発のストリームウーファーDB(ダブルバスレフ)と、カーボンナノチューブ素材を振動板により解像度の高い中高音ユニットを組み合わせることでリアルな重低音をとクリアーな中高音を両立可能な“ライブビートシステム”を搭載したプレミアムモデル。実売価格は、2万3300円前後。
【ヤマハ】
海外ではすでに発売されている新デザインのヘッドホンを参考出展。カラバリは、レッドやブラック、ホワイト、ブルーなど6色。国内での発売や価格は未定。ケーブルの途中にリモコンを付属。
●関連サイト
秋のヘッドフォン祭2013
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