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目標までの時間を有効に使うiPhoneアプリ『ソーシャルタイマー』開発者インタビュー

2013年11月07日 12時30分更新

ソーシャルタイマー

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App Store価格:無料
PUMO
(価格は記事作成時のものです)

 “目標”の日時を決め、それまでの時間が視覚的にわかるiPhoneアプリ『ソーシャルタイマー』が本日11月7日、リリースされた。Facebook連携機能もあり、ただのリマインダー/ToDoアプリとは違ったテイストのこのアプリ。今回は、そのソーシャルタイマーの開発元である株式会社PUMOの代表取締役CEO、柴田真人氏にお話しをうかがった。

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↑写真はアスキークラウド・イノベーションセミナーに登壇時のものです。

──まずこのアプリを作ろうと思われたきっかけを教えてください。

柴田 私自身が「こんな時計が欲しいな」と思ったからです。以前テレビで、とある会社の課長さんが机の上に目標まで残り何時間かが表示される時計を置いている、というのが紹介されていて、その課長さんは会社の大きなプロジェクトに抜擢されたと。当時の目立つ社長さんたちはみんな“目標”というのを強く持っているように感じたので、私もそんな(目標までの時間を表示する)時計が欲しいなと思って、いろんな時計屋さんとかを探したんですけれど、そんな時計はどこにも売っていない。テレビで見たはずなのに、あまりにもないものだからひょっとしたら自分は夢を見たんじゃないかとも思いました(笑)。

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↑さまざまな“目標”に対して、タイマーの時間が進んでいく

柴田 それで作ろうと、3年前に一度企画をプレゼンしたのですが、目標の時間になったときにただファンファーレが鳴るだけだと虚しいと(笑)。何かいいアイディアはないかと考えていて、昨年新しく会社を立ち上げて、またそこでこういうのが作りたい、でも時間になったときのアイディアがない、そういうことを話したら、「それまでの友だちからのコメントが見られたら面白いんじゃないか」というアイディアが出て、「これだ!」と思いましたので、作り始めました。

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↑設定した目標はFacebookに投稿できる

──それでFacebookに投稿できるようにしたと。

柴田 実際に自分で使ってみると、友人からのコメントが達成まで見られないというのがいい意味でフラストレーションになります。普通のタイマーにはないようなワクワク感がありますね。非常に使っていて楽しいサービスになったと感じています。

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↑目標に寄せられた友人からのコメント数が表示される

──どんな人に使ってもらいたいですか?

柴田 今まさに何かを始めようとしている人に使ってもらいたいですね。子供ができたとき、会社に入社したとき、起業したときなどに、「このときまでにこれを達成したい」というのを作って、長いスパンで楽しんでいただきたいと思います。終了時間までに自分でもFacebookに投稿できるので、後から自分のコメントも見られます。昔の自分って、けっこう無責任なこと書いてるんですよ(笑)。そういうのを踏まえて、未来の自分に対して優しくしたり、これまで以上に時間を大切に使ってもらえたらなと。

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↑目標に達したらコメントが一斉に見られるように

──アプリの今後の予定について教えてください。

柴田 まずはAndroid版とウェブ版をなるべく早く公開したいですね。タイマーやコメントのデータはサーバーで全部管理してあるので、端末を買い換えても大丈夫なんです。将来的には、複数のデバイスで自由に使えるようにしたいですね。また、Facebook以外のSNS、mixiやGoogle+からでも利用できるようにしたいですね。

──なるほど。ありがとうございました。

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