週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

フルHD超え時代の決定版! 静音な独自ファン採用『ELSA GeForce GTX 780 S.A.C』

2013年11月01日 11時15分更新

フルHD超え時代の決定版 静音な独自ファン採用
GTX780搭載グラボ


ELSA GeForce GTX 780 S.A.C
エルザ ジャパン(関連サイト)
実売価格 9万円前後

ELSA GeForce GTX 780 S.A.C

↑GeForce GTX780を標準仕様より40MHz高いベースクロック901MHz、ブースト時941MHzにOCしたハイエンドグラボ。出力端子はDVI×2、HDMI、DisplayPort。“Silent Air Cooling”ファンで高負荷時の安定性と静音性を両立した。

GTX780のうまみを使い切れる設計に注目
 そろそろフルHD液晶でのゲームも迫力不足なので、より高精細なWQHD液晶への移行を考えている人も多いはず。だが解像度を上げるならグラボもそれに合わせて強力なものにしたい。フルHDならミドルクラスGPUで十分だが、WQHD環境を狙うとなるとより高性能なGTX780が欲しい。
 そんな場合にオススメしたいのがGTX780をベースクロック901MHz、ブーストクロック941MHzにオーバークロックした『ELSA GeForce GTX 780 S・A・C』。エルザ独自設計のクーラー“S・A・C”とハイエンドGPUを組み合わせた製品だ。
『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』公式ベンチ中の森林を駆け抜けるシーンで最低fpsを比較すると、リファレンス仕様が41fpsに対し本製品は47fps。描画負荷の高いシーンでもカクつきの少なさが見てとれた。高負荷な状況ほどより滑らかに表示できるので、高難度コンテンツ攻略でも描画負荷が原因でのミスは回避できそうだ。
 一方、ファンノイズはアイドル時36.5デシベル、高負荷時47.7デシベルと数値的にはリファレンス仕様より0.5デシベル程度低い程度だが、本製品がOC版なことを考えればむしろ驚き。しかもノイズの音質がソフトなため高負荷時でも全く気にならない。
 さらに本製品はGPUのブーストクロックが長時間使っても安定している点も注目だ。リファレンス仕様だと負荷開始2分弱で大幅に下がるが、本製品では1032MHzで安定動作した。高性能クーラーで静音性を十分に確保しつつ、描画性能も確保する設計は見事だ。
 しかもビデオメモリー3GB搭載なので、話題のFPS『バトルフィールド4』の推奨環境もバッチリクリアー。PCゲームを最高の環境で楽しみたい人にはうってつけの一枚だ。

冷却性能と静音性を両立

ELSA GeForce GTX 780 S.A.C

↑3基のファンと大型ヒートシンクを採用。さらに、背面の大型ヒートプレートを採用して冷却性を向上させている。

WQHDでもより滑らかに描画

ELSA GeForce GTX 780 S.A.C

↑実ゲーム中の森林市街マップでも、WQHD解像度で最低47fpsと、リファレンスより6fps高く、パワーに余裕がある。

高クロックでも静かで冷える

ELSA GeForce GTX 780 S.A.C

↑GPU温度も騒音も低いのに高クロック動作を維持。リファレンスでは冷却不足なためクロックが細かく変動している。

※検証環境 CPU:Core i5-4670K(3.4GHz)、マザーボード:Z87チップセット、メモリー:PC12800 DDR3L SDRAM 8GB×2、SSD:240GB、電源ユニット:850W(80PLUS GOLD)、OS:Windows8 Pro(64ビット)、ドライバー:GeForce 327.23(WQHL)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります