マンガ家の あべかよこさんに、「大切にしている自分ルール」や「ルールについての考え方」をお聞きしました。
角川EpuB選書の創刊、おめでとうございます。
アスキーさま、アスキーメディアワークスさま時代から、大変お世話になっております、マンガ家のあべかよこと申します。
今後とも角川さまには、なにかとかぶりつかせていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
で、今回は角川EpuB選書の創刊について、コメントを、ということなので、僭越ながらなにか語らせていただきたいと思います。
コメントのテーマは「ルールを変えよう!」です。
あえてルールを変えることで見えてくる未来がある! ライフハック! といったようなことを書くと、ちょっとかっこよくていいのかな。
ところで角川EpuB選書では、ただ今キャンペーン中で、ツイッターでハッシュタグを入れてつぶやくと、プレゼントがもらえたりしますよ。
商品の一つにドイツ製の高級鍋「ruhruルール」があります。
『ええっ?「ルールを変えようキャンペーン」のプレゼント商品を探していたら、なんと、ルールって名前の鍋があったよ!』
ニコニコ顔で喜ぶ、キャンペーン担当者のお顔が目に浮かぶようですね。
「なに言ってんだ、このキャンペーンの“ルール”は、“rule”だろう! 綴りが違うじゃないか! 却下!」
なんていう、心の狭い上司がいなくて本当によかった。
私はこの高級鍋が欲しいので、さっそくツイッターでつぶやいてきますね。
みなさんもぜひどうぞ。
コメントのテーマは「ルールを変えよう!」です。
というわけで、本題の「ルールを変えよう!」について、私も考えてみました。
ルール……。
規則、規定。習慣、通例。ああ、これならわかる。
いつもこうしなきゃいけないなあ、と思って自分がやっていることですね。
私の仕事に関するルールは……
・原稿の締め切りを守る
・きちんとした仕事を仕上げる
・取材、打ち合わせの際には、下調べをしたり、提案する内容をまとめておく
・人にお会いする際にはニコニコ笑顔で
思いつくのは、こんな感じでしょうか。
そして、思い切ってこのルールを変えてみましょう。
→原稿の締め切りは守らない しかも携帯は留守電モード
→やっつけ仕事
→取材、打ち合わせには手ぶら メモも取らない
→いつも不機嫌 たまに舌打ち
怖い。思い切ってルールを打ち破ることで、仕事が続けられない気がしてきました。
いや、いっそのことこういうキャラクターで炎上マーケティングを狙ってみればいいのかも。いやいや、それも違う。炎上したくないし。
「ルールを変えよう!」について、前向きに考えてみましたが、
私の仕事についてのルールは、とりあえず現状まま、ということにさせていただきたと思います。
結果的に小さくまとまってしまい、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。
では今後ともよろしくお願いいたします。
あべかよこ
マンガ家、イラスト制作。難しい内容をマンガで解りやすく描く。解説・学習マンガや、取材・ルポマンガ、広告やPR用マンガの仕事を多く手掛けている。
■関連サイト
角川EPUB選書 創刊記念 ルールを変えよう!キャンペーン 特設サイト
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1,890円
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1,500円
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