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自分らしさを前面に出す――同志社大学大学院教授 浜矩子

2013年11月13日 11時25分更新

ルールを変えようキャンペーン

 同志社大学大学院ビジネス研究科教授、エコノミストの浜矩子さんに、「大切にしている自分ルール」や「ルールについての考え方」をお聞きしました。

 

 人をゾンビ状態に追い込むルールというのは、どういうルールでしょうか。

 たとえば、就活のときに、学生さんたちは真っ黒のリクルートスーツを着なければいけないとか、あるいはまたメディアとの関係でいえば、わかりやすくなければいけない、短くなければいけない、単純でなければいけない、そういう格好で著者に対して、テレビやラジオの出演者たちに、ものの言い方、ものの書き方を強要する、そういうルールはどんどん変えられてしかるべきでしょうね。

 自分らしさが前面に出る、そして知るべきことは、どんなにわかりにくくても人々が知ることができるようにしていく、そういう発想で邁進していく。
 そんな精神があると、まずいルールはどんどん変えていくことができるのではないでしょうか。

 

浜矩子(はまのりこ)

同志社大学大学院ビジネス研究科教授。
1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長、同研究所主任研究員を経て、2002年より現職。専門はマクロ経済分析、国際経済。『「アベノミクス」の真相』(中経出版)、『「通貨」を知れば世界が読める』(PHPビジネス新書)、『新・国富論』(文春新書)、『超入門・グローバル経済』(NHK出版新書)など著書多数。

■関連サイト

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