なんか編集部に着いたら、自分の隣の机で可愛らしいノートパソコンが充電されていました。誰も使っていないみたいなんで、こっそり使ってみましょう。
こいつの正体はヒューレット・パッカードのChromebook、『HP Chromebook 11』でした。Chromebookには興味があったんですが触ったことはなかったんで、これを機にいろいろと体験してみたいと思います。
ぱっと見、かつてのポリカーボネートボディの『MacBook』みたいです。
なんとなく自分の『MacBook Air』(13インチ)と比べてみます。11インチということもあってやっぱり小さいですね。
厚さは同じくらいです。
とりあえず設定しましょう。ちゃんと日本語もありました。WiFiがないと初期設定できないので注意です。
接続するといきなりアップデートが始まりました。終わるまで外見とかを見てみましょう。
キーボードはUS配列。日本語入力の切り替えは“Alt + Shift”です。
トラックパッドは最近はやりのどこでもクリックできるタイプ。2本指でのスクロールにも対応しています。3本指で横にスワイプするとChromeのタブが切り替えられるが便利です。
インターフェースはイヤホンジャックとUSB 2.0がふたつ、それとマイクロUSBだけ。シンプルです。マイクロUSBは充電用です。Androidスマホと充電端子が同じというのはいいですね。
そうこうしているうちにアップデートも終わったので、Googleのアカウントでログインします。
無事使えるようになりました。が、もちろんChromeしか使えません。ブラウジングするだけなら問題はなさそうなスペックです。
画面の左下にはアプリらしきものがありましたが、これをクリックしてもChromeに新しいタブが開かれるだけです。機能はただひたすらにシンプル。
画面の右下には通知センターみたいなものが。これはけっこう嬉しいですね。
ちなみにスクリーンショットの撮り方は“Ctrl + F5”です。これ以外のキーボードショートカットも、“Ctrl + Alt + ?”で確認できますので、なにかやりたいなと思ったら“Ctrl + Alt + ?”を押してみましょう。
というわけでちょっと触ってみた感じは「Chromeが使えるネットブック」なんですが、特筆すべきはその安さで、現在米国と英国でしか販売されていませんが、279ドルで販売されています。下手なタブレットよりも安いですね。
普通にちょっと仕事用の書類を見て少し編集、みたいなことをしようと思ったら、タブレットよりもキーボードの付いたノートパソコンのほうがいいですよね。可愛いらしいフォルムで普段持ち歩くのにも抵抗はないこの『HP Chromebook 11』、LTEモデルも販売予定だそうです。日本語にも対応していることですし、ぜひ日本でも発売してほしいですね。
■主なスペック
CPU:Samsung Exynos 5250
メモリ:2GB
ストレージ:16GB SSD
ディスプレー:11.6インチ(1366×768ドット)
インターフェース:USB 2.0×2、VGAウェブカメラ、802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
駆動時間:最大6時間
サイズ/重量:297(W)×192(D)×17.6(H)mm/約1.04kg
HP Chromebook 11
メーカー:Google
価格:279ドル(WiFiモデル)
製品公式サイト
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