10月17日に行われた『SEGA PRIVATE SHOW 2013-AUTUMN-』にて、セガが新たに投入するアーケードゲームが出展された。注目は、三国志を題材としたビデオゲームとメダルゲームが融合した『THE WORLD of THREE KINGDOMS』だ。
本作は、同社が開発・提供するアーケードゲーム用プレイデータ一元管理システムの“Aime”のICカードまたは携帯電話を使ってユーザー認証する。ゲームプレイは、メダルまたは100円で軍資金を増やして行なう。軍資金を使って部隊を編成して合戦に臨み、勝利すれば軍資金=メダルを増やせる。
ゲームを始めて開始する際は、顔や髪型、声などを選択して、自分の分身となる武将を作成。ゲームパートは、軍資金を使って“探索”や“交流”のほか装備を整えたりする“自宅パート”。部隊を操作して、味方した軍の勝利を目指し戦う“合戦パート”、合戦の勝敗や活躍に応じて褒章や能力および名声がアップする“論功行賞パート”の3つ。
自宅パートでは、“探索”で配下の武将に在野武将を探しに行かせたり、“交流”で酒宴や贈り物をして忠誠心を上げることができる。
中でも“儲け話”は、メダルゲームっぽいところがあっておもしろい。配下武将が提案する儲け話にオッズや配当予想が表示され、軍資金(メダル)のBETが可能。儲け話を採用して成功すると、BETした軍資金が増える。
入手した軍資金はため込むことも可能だが、合戦前の兵の訓練や出陣費の捻出に使われる仕組みだ。合戦パートでは、どの合戦に出撃するか、どちらの軍に味方するかを選択し、部隊編成する。ここにも兵数の差から不利な軍だと勝利時の配当が高いといった、ギャンブル的な要素がある。
合戦は、部隊移動のレバーで部隊を動かして、攻撃ボタンで敵部隊と交戦。弓構えボタン→攻撃ボタンで遠距離攻撃などが行なえる。攻撃方法もいくつか戦法が用意されていて奥が深い。火矢を使って一定時間追加ダメージを与えることもできる。
同社のカードゲームは、女性武将も多数登場して萌えの要素もあったが、本作は嫁を娶って世継ぎに家督を継承させるといった要素はあるが、基本無骨な男性キャラばかりで硬派な三国志ファンにオススメなタイトルだ。稼働日は未定なので追加情報に期待したい。
(C)SEGA
電撃文庫のキャラが参戦する2D対戦格闘ゲーム!
電撃文庫創刊20周年大感謝プロジェクトの1つである2D対戦格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』もデモプレイができた。本作は、『ソードアート・オンライン』や『灼眼のシャナ』など、アニメも放送された電撃文庫の人気作品のキャラクターが多数登場。
必殺技のコマンドはよくある2D格闘ゲームで、特殊な技などはボタン同時押しなどシンプルで、格闘ゲームが苦手な人でも楽しめる作りとなっていた。メインで操作するキャラとは別に、コマンドで呼び出せるお助けキャラの存在もあり、作品の壁を越えたタッグが組めるのもおもしろいと感じた。2014年春に稼働予定。
(C)SEGA (C)ASCII MEDIA WORKS
ほかには、人気の高いキッズメダルゲーム『キッズ屋台村』シリーズの後継で、“夏休み”をテーマとした『キッズわんぱく村』などが展示されていた。
川のステージで魚釣りをしたり、森のステージで昆虫採取をしたりといった全6種類のステージで、レバー操作でターゲットを狙い、ボタンでゲット。ゲットしたアイテムに応じたメダルが払い出される。稼働日は未定。
(C)SEGA (C)SLS
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