東芝の2013年秋冬モデルは第4世代Coreプロセッサー(開発コードネーム:Haswell)を採用し、4K出力のHDMIポート(上限30p)を搭載する機種が激増した。なお、Haswellの4K出力機能だけでは映像が安定しないため、HDMI出力を安定化させるICを別途搭載しているという。また、多くの機種で802.11ac(Draft)無線LAN対応モジュールを搭載している点も大きな特徴だ。
dynabook REGZA PC D814/T9K
●予想実売価格23万円前後(10月下旬発売予定)
液晶一体型PCの最上位であるD814/T9Kは、21.5インチフルHDタッチ液晶を採用。チューナーはデジタル3波×2のほか、リモコンのTV電源ボタンで約1秒で起動する“今スグTV”用の3波チューナーを備える。CPUはCore i7-4700MQ(2.4GHz、4コア/8スレッド)で、液晶一体型モデルで唯一、HDMIによる4K出力をサポート。もちろん、HDMI入力もあるので液晶単体で外部ディスプレーとしても使える。
右側面 |
左側面 |
背面 |
HDMI出力&入力 |
●主なスペック
OS Windows8.1(64ビット)
液晶ディスプレー 21.5インチタッチ(1920×1080ドット)
CPU Core i7-4700MQ(2.4GHz)
グラフィック Intel HD Graphics 4600
メモリー 8GB
ストレージ 3TB HDD
光学ドライブ BDXLドライブ
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac(Draft)、Bluetooth4.0
TVチューナー デジタル3波×2、今スグTV用デジタル3波
インターフェース USB3.0×4、USB2.0×2、HDMI入力、HDMI出力ほか
サイズ/重量 約516(W)×170(D)×365(H)mm/8kg
dynabook REGZA PC D714/T7K
●予想実売価格20万円前後(10月下旬発売予定)
D714/T7KはD814/T9Kから11ac(Draft)無線LAN対応や今スグTV用チューナー、HDMI出力、タッチパネルなどを省いたミドルレンジ。
●主なスペック
OS Windows8.1(64ビット)
液晶ディスプレー 21.5インチ(1920×1080ドット)
CPU Core i7-4700MQ(2.4GHz)
グラフィック Intel HD Graphics 4600
メモリー 8GB
ストレージ 3TB HDD
光学ドライブ BDXLドライブ
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
TVチューナー デジタル3波×2
インターフェース USB3.0×4、USB2.0×2、HDMI入力ほか
サイズ/重量 約516(W)×170(D)×365(H)mm/7kg
下位にはIvy Bridge世代のCeleron 1005M(1.9GHz、2コア/2スレッド)、メモリー4GB、2TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、地デジチューナーを搭載するD713/T3Kもラインアップ。予想実売価格は14万円前後で、10月下旬発売予定。
dynabook D513/32K
●予想実売価格12万円台半ば(10月下旬発売予定)
D513/32Kは同社の液晶一体型PCでは珍しく、TVチューナーを省いたモデル。外観はREGZA PCシリーズと同じだが、スペック的にはD713/T3Kに近い。
●主なスペック
OS Windows8.1(64ビット)
液晶ディスプレー 21.5インチ(1920×1080ドット)
CPU Celeron 1005M(1.9GHz)
グラフィック Intel HD Graphics
メモリー 4GB
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信機能 IEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0
インターフェース USB3.0×4、USB2.0×2、HDMI入力ほか
サイズ/重量 約516(W)×170(D)×365(H)mm/7kg
dynabook T654/68K
●予想実売価格19万円前後(10月下旬発売予定)
T654/68Kは15.6インチタッチパネルを採用するスタンダードなノートPC。CPUはCore i7-4700MQを採用し、HDMIによる4K出力に対応する。また、無線LANは802.11a/b/g/n/ac(Draft)をサポートする。
●主なスペック
OS Windows8.1(64ビット)
液晶ディスプレー 15.6インチタッチ(1366×768ドット)
CPU Core i7-4700MQ(2.4GHz)
グラフィック Intel HD Graphics 4600
メモリー 8GB
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ BDXLドライブ
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac(Draft)、Bluetooth4.0
バッテリー駆動時間 約5.5時間(公称値)
インターフェース USB3.0×2、USB2.0、D-Sub15ピン出力、HDMI出力ほか
サイズ/重量 約377.5(W)×244(D)×29.9(H)mm/2.5kg
右側面 |
左側面 |
前面 |
背面 |
下位モデルのT654/57Kは、チップセット統合型CPU(SoC)、Core i3-4005U(1.7GHz、2コア/4スレッド、Intel HD Graphics 4400)を搭載。HDDは750GBになるが、バッテリー駆動時間は低消費電力なので、約7時間(公称値)と屋内モバイルには十分な仕様。予想実売価格16万円前後で、10月下旬発売予定。
T654シリーズのカラーはリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッドの3色で展開する。
dynabook T554/67K
●予想実売価格17万円台半ば(10月下旬発売予定)
T554シリーズはタッチパネル非搭載シリーズで、デザインはT654系に似ているものの、やや薄型となっている。上位のT554/67Kは、Core i7-4700MQを搭載し、4K出力が可能。11ac(Draft)にも対応する。
●主なスペック
OS Windows8.1(64ビット)
液晶ディスプレー 15.6インチ(1366×768ドット)
CPU Core i7-4700MQ(2.4GHz)
グラフィック Intel HD Graphics 4600
メモリー 8GB
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ BDXLドライブ
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac(Draft)、Bluetooth4.0
バッテリー駆動時間 約5.5時間(公称値)
インターフェース USB3.0×2、USB2.0、D-Sub15ピン出力、HDMI出力ほか
サイズ/重量 約377.5(W)×244(D)×24.5(H)mm/2.4kg
右側面 |
左側面 |
前面 |
背面 |
ミドルレンジのT554/56KはCore i5-4200U(1.6GHz、2コア/4スレッド、Intel HD Graphics 4400)を採用し、上位機と同様、HDMIによる4K出力と11acに対応。予想実売価格は16万円前後、10月下旬発売予定。
下位のT554/45KはCore i3-4005U、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、メモリー4GB、750GB HDDを搭載。11acには非対応だが、予想実売価格は13万円前後(10月下旬発売予定)と比較的お手ごろな4K出力対応ノートPCとなる。
T554シリーズはリュクスホワイト、プレシャスブラック、ライトゴールド、モデナレッドの4色をラインアップ。
■関連サイト
dynabook.com
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります