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寿司が急上昇 Googleが飲食業界2013年上半期検索キーワードランキングを発表

2013年10月09日 18時00分更新

Googleは、国内の2013年上半期の飲食業界関連の検索キーワード動向を発表した。2013年1月1日から6月30日までのGoogle検索で、飲食情報での検索量をもとに作成されている。

飲食業界全体としては2008年以降、検索量は上昇を続け、2013年上期は前年同期比14%増となった。また、検索量がもっとも多いキーワードを含むカテゴリーは外食では“ファーストフード”、内食では“レシピ”となっている。また、“寿司”の検索が昨年同期比プラス23%と急上昇している。景気の回復を現わしているのでしょうか。

 検索ワードランキングは1位が“クックパッド”、レストラン、居酒屋、“マクドナルド”、カフェと続く。ここでは、“くら寿司”、“スシロー”の大手お寿司チェーンに加えて、“ほっともっと”、“ピザーラ”、“ドミノ・ピザ”が伸びている。

2013年度上半期の飲食業界検索キーワード動向

 昨年より何百%という伸びをみせた急上昇キーワードランキングでは1位は『ヘルシアコーヒー』。ソーシャルでも話題になった安くて美味しい『いなばタイカレー』、俺のフレンチ、俺のイタリアンなどの飲食店が急上昇。また地域名+パンケーキでの検索も伸びていて、トレンドを反映している。

2013年度上半期の飲食業界検索キーワード動向

 誰でも気になる“クーポン”との掛け合わせワードでは、マクドナルド、すかいらーく系列、牛丼チェーンが多く検索されている。

2013年度上半期の飲食業界検索キーワード動向

 このほか、スマートフォンなどモバイルでの検索が上昇。これは外食では検索全体の70%をしめるまでになっている。このスマホでの検索の普及にともない、Googleは“推定合計コンバージョン”というオンライン広告の新指標を導入。10月下旬にローンチする。すでに先行して一部のクライアントで利用されているという。

2013年度上半期の飲食業界検索キーワード動向

 これは複数のデバイスやブラウザーを経由して発生した“ユーザーの購入行動”をデータ化できるものだ。たとえばスマホで検索して広告をみたが、実際の購入はデスクトップで行なった。このような行動は今までわからなかったが、この行動を記録できるという物だ。それぞれのデバイスで“Googleアカウント”にログインして、Googleの検索を使った場合のみ採れる指標だが、オンラインマーケティングの効果をより把握できるようになる。

2013年度上半期の飲食業界検索キーワード動向
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