表紙の人●土屋太鳳
9/30発売号(2013 11/5増刊号・通巻949号)
ホント性格的には体育会系なんです
――映画『アルカナ』ではひとり二役を演じていかがでした?
ひとり二役なんて、そうチャンスがあるわけじゃないので、うれしかったです。さつきという女の子と、その分身のマキって子の二役だったんですが、性格は正反対で。さつきは高校生で心がゆがんでしまって、言葉遣いも荒かったりするんですが、マキはすごく優しくて、ゆがんでないんです。全然違う人格だったので混乱はしなかったですね。衣装もメークも違うというのも、混乱せずに演じられた要因だと思います。
――いまは体育系の大学に通っていて舞踊学専攻だとか。
そうですね。ダンスやスポーツ運動学とかを習ってます。
――舞踊にしたのは女優のため?
体で何かを表現するという意味では似ているかなと思いますが、日本舞踊を3歳からやっていて、小学校から中学までは陸上、高校は創作ダンス部だったので。すっごく鍛えられて、筋肉ばかりついちゃってます(笑)。ホント性格的には体育会系なんです。
――見た目とは違いますね。
よく言われます(笑)。本とか読んでそうとか。でも逆で、うるさいぐらいおしゃべりです。姉と夜走っていたら「何でそんなに走りながらずっとしゃべれるの?」って言われるぐらい(笑)。
映画 『アルカナ』
10月19日ロードショー
原作●小手川ゆあ『ARCANA』(角川書店)
監督●山口義高 脚本●及川章太郎、山口義高
心臓だけが奪われる連続殺人事件が発生し容疑者にされた少女・マキ。実はさつきの分身だった……。土屋太鳳初主演作品であり、三池崇史監督作品で助監督として活躍してきた山口義高の初監督作品。
■プロフィール
1995年2月3日生まれ、東京都出身。O型。若手演技派としていま注目されている女優。11月より放送のドラマ『真夜中のパン屋さん』(NHK総合)に出演。主演映画『赤々煉恋』は2013年12月公開予定だ。10月上旬に『土屋太鳳2014カレンダー』が発売される。
■関連サイト
●土屋太鳳オフィシャルブログ
●映画『アルカナ』オフィシャルサイト
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