「いい人」をやめて、自分本位に考えてみる――エッセイスト　潮凪洋介

2013年10月03日 11時25分更新

　『もう「いい人」になるのはやめなさい！』著者、エッセイストの潮凪洋介さんに、「人生のルールを変えた瞬間」についてお聞きしました。

　生き方のルールを変えることによって、人生がどのように変わっていったのか、についてお話ししていきたいと思います。

　私の場合は、20代の頃はオフの時間は楽しかったのですが、仕事をやっている時間はとてもつまらない毎日を過ごしておりました。
　言われたことをやるだけのただの「いい人」だったわけです。

　しかし、30代の頃に、仕事を生き生きと楽しんでいる友人がまわりにいっぱい現れ出しました。彼らは、好きなことを仕事にしているため、いくら仕事をしても疲れず、どんどん成功していくのです。

　そこで僕も、仕事は「好きなこと」に切り替えた方が良いと考え、自分が好きなことを探し回りました。ある意味このときは、少しだけ会社のルールを破って、自分本位になり、今の仕事を手にしたのです。

　なかなか会社を辞めるという事は難しいことです。

　でも1日の中でぜひ、「自分は何をしたら楽しいのか、わくわくするのか」を考える時間をつくってください。
そうすれば必ず「いい人」から抜け出て、最高の人生を創ることができるようになります。

　「会社」は「あなたの人生のすべて」ではありません。「あなたの人生の一部」が「会社」なのです。

　ぜひ「いい人」をやめて、最高の人生を送っていただければと思います。

潮凪洋介（しおなぎようすけ）

エッセイスト・作家。
早稲田大学卒。自由人生、恋愛に関する著書多数。
『もういいひとになるのはやめなさい』（中経出版）が15万部を超えるベストセラーに。
『男が大切にしたいと思う女性50のルール』（三笠書房）が2007年上半期アマゾンドットコム文庫部門6位に入賞。
「潮凪洋介の自由人生塾」を主催。毎月１回、夢やロマンを積極的に語らう場所を設けている。
エッセイストを養成する教育機関「潮凪道場」塾長、日本の恋愛文化の活性化をめざす「社団法人LCM協会会長」も務める。

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