iPhone5sには指紋認証機能「Touch ID」が搭載されました。ホームボタンに指を当てると、登録した指紋と合致してロックを解除できるという機能です。
また、iOS7からはセットアップ時にパスコードロックの設定を促すようになるなど、Appleをはじめとする各種メーカーのモバイルデバイスに対するセキュリティー意識は高くなっています。
ところがTouch IDは、睡眠中に第三者に故意に指を押し当てられたり、指紋データが人の手にわたったりすると、解除は可能だと言われます。また、Touch ID機能がないiPhone5cやiPhone5以前の機種では、やはりパスコードロックがセキュリティーを守るために最も効果的な方法と言えるでしょう。
パスコードロックをかける方法
iOS7では、デバイスのセットアップ時にパスコードの設定画面が表示されるようになりました。ここで必ず設定しておくことをお勧めします。
万が一、設定をスキップした場合は、「設定」アプリの「一般」→「パスコードロック」で、「パスコードをオンにする」を選び、4ケタの数字を設定しましょう。セットアップ時に設定したパスコードも「パスコードを変更」から簡単に修正できます。
ただし、4ケタの数字だと心許ないという場合には、4ケタの数字ではなく、英数字を組み合わせた任意のキーワードをパスコードとして登録できます。パスコードロック画面にある「簡単なパスコード」をオフにして設定しましょう。
パスコードを1ケタにして簡単解除!
「簡単なパスコード」をオフにした場合は、実は4ケタ以下のキーワードの設定も可能です。つまり、1ケタでもいいというわけです。ロックをかけなきゃいけないとわかっていながら、いちいち解除するのが面倒だと思っているユーザーにとっては便利です。
ロック画面に表示されるパスコードの入力画面は、たとえ設定しているものが1ケタでも、何文字入力しなければならないかまではわかりません。
きちんとロックはかかっていながら、解除も簡単というわけです。長時間外出する場合は長めのパスコードに変更するなど、臨機応変に変更するといいでしょう。
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