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誰でも140文字で賞金100万円ゲット ジャストアイデア大賞2013開催

2013年09月27日 16時00分更新

 讀賣テレビとKADOKAWAは、140文字を上限にストーリーのアイデアを募集するコンクール“ジャストアイデア大賞2013”を開催する。自由で独創的なアイデアを140文字まででプロ、アマ問わず、ひとり何通でも応募できる。公式サイトからのエントリー、また郵送でも応募できる。大賞賞金は100万円。受賞したアイデア作品は、小説、マンガ、アニメ、ドラマ、ゲーム、映画と、あらゆるエンターテイメントへ発展する。

 2013年9月27日、角川本社で発表記者会見が行なわれ、特別審査員のデーブ・スペクター氏(写真中央)、讀賣テレビの藤門浩之編成局コンテンツビジネスセンター長(左)、KADOKAWAの井上伸一郎代表取締役専務(右)が登壇した。

ジャストアイデア大賞2013

 今回のコンテストについて、KADOKAWAの井上専務は「デジタル時代、アイデアだけで勝負する企画をつくった。スピード感重視の世の中に。いいアイデアさえあれば100万円もらえる。タイムリーでスピーディーな企画」と語った。

 また、讀賣テレビの藤門氏は「思いつき、アイデアのみを競うコンテスト。テーマは自由、特に応募条件はなく、気軽に参加できる。シナリオ、小説の賞はある程度の作法が必要だが、今コンクールは作法なし。ジャンルに入らないもの。想像できないものが来ると思っている。誰も聞いたことないようなアイデアが来ればいいと思う。何らかの形のエンターテイメントにしていこうと考えている」と、アイデアさえあれば誰でも応募でき、映像化などへと発展していくとアピールした。

ジャストアイデア大賞2013

 会見は特別審査員をつとめるデーブ・スペクター氏の独壇場に! 「ぼくもいくつかアイデアを考えてきました。インド人も感動するカレーなる家族、何でも知っている池上彰。140文字。いろいろなパクリを期待している」とおどけるも、「気づくか気づかないところで、誰でも小説が潜在している。自覚ないか謙虚に思っているだけ。目の前で起きたこと、誰にもひとつは必ずある。思いついて、文章にして」とまじめにアピール。どうやったら、それがアイデアと気づけるのかと聞かれると「電柱かどこかで頭をぶつける」と、さすがの返しで笑いを誘っていた。

 また、「140文字まで使う必要もない。10文字でもいい。どういうものがくるか想像もできない。審査はスマホで見たほうがいいかもしれない、感覚が同じだから」と鋭い感性をみせるも、「いずれは映画化、テレビドラマにしたい。芦田愛菜さんを使えそうなストーリーで」とボケる。そこは井上専務が「あまり先のことは考えなくてもいい(笑)」とすかさずツッコミ。さらに「撮影時の飲食などケータリングまで考えなくてもいいですよ」と返していた。

 こんなやりとりからも何か良いアイデアが浮んでくるかも知れない。誰もが気軽に参加できるので、思いついたアイデアを短い文章にして応募しよう。応募概要は以下のとおりだ。

ジャストアイデア大賞2013

■応募資格
性別・年齢・職業は問いません。プロ・アマを問わずフレッシュな感性をお持ちの方。
■締め切り
2013年12月31日
■選考
読売テレビのプロデューサー、ディレクター、角川映画のプロデューサー、角川書店の書籍・漫画編集者達が選考にあたります。
■特別審査員
デーブ・スペクター
■発表
2014年 夏(予定)
■賞金
100万円※大賞受賞者が複数の場合、賞金は按分します。
■主催
讀賣テレビ、KADOKAWA
■応募要項
「ジャストアイデア大賞」には公式ウェブサイトもしくは郵便ハガキでの応募が可能です。 テーマは自由 応募作はオリジナル未発表のものに限ります。 とにかくこれまで見たことも、聞いたことも無いような、そんな企画の種になりそうな、タグライン(140文字を上限とし、物語の世界観及び設定等を端的に表現したもの)を募集します。公式サイトからエントリー、もしくは、郵便ハガキでご応募下さい。応募は1人何件でも可能です。

■関連サイト
ジャストアイデア大賞2013

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