↑左はiPad mini。右がMSIコンピューターのAndroidタブレット『Primo81』。 |
MSIコンピューターから外観がiPad miniにそっくりなAndroidタブレット『Primo81』が発表されました。店頭想定価格は1万9800円で、11月上旬に発売を予定。
8インチ(厳密には7.85インチ)のIPSパネルを備え、低価格タブレットながらもGoogle Playに対応。OSはAndroid4.2、メモリー1GB、ストレージは16GB。最大の特徴はやはりその外観で、こちらが心配になるほどアップル社のiPad miniにそっくりな点です。
試作機が編集部に届き、ひと目見た瞬間から「似てるな~」とは思っていましたが、編集部ゆうこばから私物のiPad miniを借りて並べてみると、前面デザインはボタンと白の濃さが違うぐらいで、ほぼほぼiPad miniでした。
エッジデザインも酷似しており、強くiPad miniを意識したデザインであることは明らか。インターフェースはAndroidタブレットらしく、マイクロUSBやマイクロSDカードスロットがありますけど、しつこいようですが、パッと見はiPad miniです。
右側面 |
↑iPad mini(上)は右側面にロックスイッチと音量ボタン(+と-)を備え、Primo81(下)はすっきりとしている。 |
上部 |
↑Primo81(下)は上部に電源ボタンと音量ボタン(+と-)が並んでいる。 |
左側面 |
↑左側面は微妙に色が異なる以外の違いはない。 |
下部 |
↑下がPrimo81。ミニHDMI出力、マイクロUSB、マイクロSDカードスロット、ヘッドホンジャックを備える。 |
背面もマットなシルバー系でそっくりですが、カメラ位置がiPad miniでは左寄りなのに対し、Primo81では中央寄り。薄さは7.82ミリとiPad miniの7.2ミリに比べやや厚め。重量も330グラムとiPad miniの308グラムよりもわずかに重いのですが、体感上その差はあまり感じられず。手に持った感触やサイズ感、パッと見では抜群に“ザ・iPad mini”で、電源を入れるまではそれと気づかない人もいるのではないかと、ゆうこばにiPad miniを返すときにこっそりPrimo81と入れ替えたら、3秒ぐらいでバレました。
↑iPad miniとすり替えられ、先輩をゴミ屑のような目で見るゆうこば。持った感触を聞いてみると、手渡されたときの違和感はまったくなかったとのこと |
価格は2万円前後とiPad mini(WiFi版、16GB)の3万2800円と比べ、1万円以上も安い。iPad miniぐらいのサイズと解像度(1024×768ドット)のAndroidタブレットで安いのはないかなーと探していた方にはオススメです。
■SPEC
OS Android4.2
ディスプレー 7.85インチIPS(1024×768ドット)
CPU Allwinner A31s(4コア、1GHz)
グラフィック PowerVR SGX544MP2
メモリー 1GB
ストレージ 16GB
通信機能 IEEE802.11b/g/n
バッテリー 3500mAh
ウェブカメラ 30万画素(前面)/200万画素(背面)
スピーカー 0.5W
インターフェース マイクロUSB、ミニHDMI出力、マイクロSDカードスロット、マイクロUSB2.0(OTG対応)、3.5mmヘッドホンジャック
サイズ/重量 135(W)×7.82(D)×200.2(H)mm/330g
■関連サイト
製品情報
(2013年9月27日訂正)記事初出時、メモリー容量が4GBと記載しましたが誤りです。正しくは1GBです。お詫びして訂正いたします。
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