auは、原宿にあるKDDIデザイニングスタジオにおいて、iPhone5s・5cの販売イベントを開催しました。イベントには田中社長が登壇され、ゲストとして剛力彩芽さんと哀川翔さんが駆けつけました。
●他社より“ダントツ”速くてつながる?! 800MHzのLTE
auの今回のキーワードはなんといっても“800MHz LTE”。浸透性が高く屋内でもつながりやすくなり、iPhone5s、5cから対応となった。田中社長の発言によると800MHz対応LTEの実人口カバー率は現状97%程度。これを今年度末までに99%まで引き上げる方針だ。
ドコモがiPhone販売に参入し、auからのMNP流出率があがることが予想されるが、囲み取材で田中社長は「端末が変わらないなかauはまずはネットワーク品質で訴求したい」と意気込みを語っていた。
●iPhone5を含む現在の利用者にも配慮
また、囲み取材においてiPhone5のいわゆる“パケ詰まり問題”にも回答。そのような苦情・問題があることを認識していることを述べた上で、やはり今回の5s、5cのつながりやすさを改めて強調。
先日発表になった“下取りプログラム”と“U22 auにかえる割”(関連記事)を挙げ、既存ユーザーへの対応策として紹介した。
●流通は早めに改善したい。Androidはバリエーション豊富に
そのほか、囲み取材において新型iPhoneの流通問題にもコメント。「予約数を集めるのは非常に困難な状況。なるべく早く手元に届けられるように努力する」と、予約待ちの人にはもう少し待ってもらいたいと述べた。
Androidについては、発表会をもうじき開くとし、4種にしぼった2013夏モデルに比べ、もう少し種類を増やして提供したいと語った。
イベント中、LTEおよびサービスについて何度も“ダントツ”というキーワードを掲げられたが、今後この施策が実を結ぶのか大いに注目だ。
●関連サイト
au
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