日本マイクロソフトは本日9月17日、新世代機『Xbox One』に関するメディアラウンドテーブルを開催。実機を使ったプレゼンテーションは、今週18日(一般公開日は20日から)から千葉・幕張メッセにて開幕となる東京ゲームショウに合わせて来日した、マイクロソフトのプレジデントたちが直々に行なった。
プレゼンはXbox Oneのソフト事業を統括するフィル・スペンサー氏を中心に進められた。フィル氏は、『Forza Motorsport 5』のプレーデモも自ら行なって高い描画性能などをアピールした。
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プレゼンで特に目を引いたのは、Kinectによる音声入力操作。メニュー周りの操作はもちろん、ゲームを中断してプレー動画をアップロードして共有することなどが、音声操作で実演された。
また本体の操作に加え、テレビの音量なども音声での操作が可能。ゲーム機としてのパワフルさに加え、テレビやHDDレコーダーなどの外部機器との連動ができるのが、Xbox Oneの強みともいえそうだ。なお、音声操作は英語にて行なわれたが、日本で発売される際は当然日本語での操作が可能になるという。
ちなみにダッシュボード(メニュー画面)の雰囲気は、Windows8のモダンUIスタイルとよく似たもの。当然ユーザーアカウントごとのカスタマイズができ、さらにアカウント情報はクラウドに保存されるので、出先の友人宅などでも顔認識や音声でカンタンにログインできる。またXbox 360とは異なり、複数のアカウントを同時にログインし、音声やボタン操作で瞬時にアカウントの切り換えも可能だ。
アカウント機能も現行のXbox 360から強化され、人気のゲーマーの動向をフォローできるなど、よりSNSライクなものになっているという。フレンドの登録数もXbox 360の100人から最大1000人までに拡大された。
ワールドワイドでは、2013年11月22日に発売を予定しているが、日本では2014年に発売するとの発言にとどめていた。Xbox Oneでは、セットボックス連携して、ケーブルテレビの番組視聴中に番組情報の表示やスポーツのリプレイ動画の呼び出しといった、コンテンツプレイヤー的な使い方が可能としている。この辺りの機能や音声認識は、国によっての最適化が難しく、その辺りが日本での発売遅延につながっているようだ。
価格も未定とされたが、東京ゲームショウのマイクロソフトブースでは、実際に遊べる対応ソフトの展示が予定されている。『Forza Motorsport 5』や『タイタンフォール』といった注目タイトルも出展されるので、ゲーム好きを自認する人はぜひとも会場に足を運んでみよう。
■関連サイト
Xbox公式サイト
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