IDF2013の2日目は、Bay Trailで大盛り上がりでしたが、展示ブースでも初日とは異なる展示も多数見かけました。なかでも注目は、Core i7-4770R搭載のギガバイト製ベアボーンPC『BRIX』。
Core i7-4770Rと言えば、内蔵GPUはIntel Iris Pro graphics 5200(EU数40基のGT3e)でHaswell世代では最上位のグラフィック性能を発揮するはず。プレイデモでは高画質なレースゲームをガンガン動かしておりました。
スタンダードなBRIXと比べ、かなり分厚めのボディーですが、このサイズでグラボいらずってのは魅力的です。11月か12月に販売するそうです。
Haswell世代になったChromebookの展示もありました。しかしながら、展示製品はHPとエイサーだけで、新たに加わった東芝や新ChromeboxのASUS機はありませんでした。残念。
HPのChromebookは14インチ(1366×768ドット)で、CPUはどちらもHaswell世代のCeleron 2955U(2コア2スレッド、1.4GHz、Intel HD Graphics)。
カラーバリエーションがあるようで、会場では3色確認。いずれも角っこのChromeマークがクールです。
エイサーは11.6インチ(1366×768ドット)ディスプレーを採用したミニChromebook。
CPUはやはりもHaswell世代のCeleron 2955U(2コア2スレッド、1.4GHz、Intel HD Graphics)です。
しかしながら、東芝がChromebookを出すとなるとがぜん国内販売の可能性が濃くなってまいりましたね。5万円以下の市場では、Chromebook、Bay Trail-Mノート、Bay Trail-Tタブレットwithキーボードの3つ巴なんてこともあるかもしれません。
Bay Trailの概要やパートナー各社を紹介するメガブリーフィングでは、Bay Trailのシリコンウェハーをお披露目。
デルの8インチBay Trailタブレットは重さ400グラムで厚さは9mm。
IFAでお披露目となった東芝のEncoreも登場。こちらは国内販売に期待がかかります。というかもちろん販売するでしょう。これは。
またまたカーレースですが、Bay Trailのゲームデモです。え?これ本当にAtom?って疑うほど、非常になめらかに動いてました。
それもそのはず、Bay Trailの3D性能は前世代の6倍以上。胸が高鳴ります。
Bay Trailタブレットのリファレンスデザインも本日から会場に展示されました。右の10インチがWindows8.1、左の8インチがAndroidでいずれも触った感触は快適そのもので、動作に余裕すら感じました。タブレットシーンを塗りかえる、そんな予感がビンビン感じるデキ。あとはメーカーの独自カスタムと価格付け次第。さて、楽しみになってまいりました。
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IDF2013
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