発売されたばかりの気になる書籍をご紹介。今週は『進化する魚型ロボットが僕らに教えてくれること』、『IT 社会事件簿』、『ウェブ社会のゆくえ』の3冊です。
進化する魚型ロボットが僕らに教えてくれること
著 ジョン・H・ロング
青土社
2520円
魚型ロボットを使って脊椎動物の進化をシミュレーション。バイオロボット工学者である著者が、進化とは何か、ロボットと生命とは、仮説を検証することの難しさを語る。
IT 社会事件簿
著 矢野直明
ディスカヴァー・トゥエンティワン
1785円
1998年のドクター・キリコ事件から、東芝アフターサービス事件、遠隔操作ウィルスの誤認逮捕まで、インターネットが引き起こした代表的な事件の影響をあらためて考察。
ウェブ社会のゆくえ
著 鈴木謙介
NHKブックス
1050円
スマートフォンによりいつでもソーシャルメディアにアクセスできる今、人間関係もネットの情報として取り込まれてしまう。ウェブに侵食されている現実社会を論じる。
※本記事は週刊アスキー9/24号(9月10日発売)の記事を転載したものです。
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