クアルコムのスマートウォッチ実機をフォトレビュー:IFA2013
2013年09月10日 12時40分更新
ベルリンで開催中のIFA2013にあわせて開催された、クアルコムのプレス向けイベントでは、同社のハイエンドチップセット『Snapdragon 800』のデモのほか、5日に発表したスマートウォッチ『Qualcomm Toq』を展示していました。
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↑ベルリン市内のホテルで開催されたクアルコムのプレスイベント。 |
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↑1.5インチのMirasolディスプレーを採用した『Qualcomm Toq』。 |
Qualcomm Toqは反射型で省電力が特徴のMirasolディスプレーを採用。満充電で数日間の連続使用が可能とのこと。端末にボタン類はなく、ディスプレー部のタッチ操作か、ディスプレーの上部または下部をタップすることで、画面を切り替えたりバックライトのオン・オフなどが行なえます。
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↑スクロールやスワイプでの画面切り替えなど、タッチ操作に対応しています。 |
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↑スマホと連携させて、音楽プレーヤーアプリのコントロールもできます。 |
対応するスマホはAndroid 4.0.3以上で、Bluetoothで接続。着信やメール受信の通知を表示したり、スケジュールの表示などが可能です。さらに、家電との連携も可能で、会場では室内灯やエアコンのスイッチングのデモが行なわれていました。
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↑腕に巻いた状態のQualcomm Toq。他社のスマートウオッチよりもやや小さめです。 |
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↑厚さは9.96ミリ。ポート類はなく、充電はワイヤレス規格の『WiPower』に対応しています。 |
販売はクアルコムの子会社が行ない、今年の第4四半期にアメリカで発売される予定。価格や日本での展開は未定とのこと。IFAでは、このほかにもスマートウオッチをはじめとするウェアラブルデバイスが多く見られ、年末にかけてかなり熱い市場となりそうです。
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