旅先でおもしろいことがあったりしたときに、iPhoneで写真や動画を撮影している人は多い。しかし、iPhoneのカメラやマイクではちょっと物足りないという場面も少なくない。音に関しては特に感じる人も多いだろう。
私の場合、ニコニコ動画やYouTubeに動画をアップするために撮影し、あとから編集をしている。映像自体はPCでトリミングや、明るさを変えたりできるが、音源に関してはかなり手間がかかる。なので、音声で使うステレオマイクも重要だ。
ということで、私が利用しているのが、TASCAMの『iM2』というiPhone用のステレオコンデンサーマイク。
TASCAMというメーカーは聞き慣れない人もいると思うが、実は音響専門メーカーTEACの業務用ブランド。なので、性能としては文句なし。iPhone用とはいえ、それなりのクオリティーで音を拾うことができ、ネットにアップするレベルであれば必要十分。
マイクの角度を180度回転できるうえ、単一指向性ステレオコンデンサーマイクなので、マイクを向けた方の音をしっかりと拾ってくれる。しかも電池いらずで重量わずか30グラム。
問題点は、iPhoneとの接続コネクターが30ピンコネクターなので変換アダプターがないとiPhone5には接続できないことくらい。これについては新モデルに期待したい。価格の方も数千円とかなりお得なので、持っていても損はしないだろう。
■今週のガジェット■
『iM2』
音楽や屋外にも適した、高音質録音できるiPhone用マイク。iPhoneの電力のみで駆動し、『iM2』本体のミニUSB経由でiPhoneの充電もできる。
↑iPhoneの30ピンドックコネクターに対応。専用のリニアPCM録音用アプリは、無料でダウンロードできる。
発売 TASCAM(関連サイト)
実売価格 4500円前後
■今週の近況■
ついに大型ロケットエンジン開発へ
私の会社SNSで開発をすすめているロケットについて、現状をご報告します。
おかげ様で8月10日に行なった6.5キロ上空への打ち上げ実験は成功した。だが、宇宙空間は100キロより上空とされる。そこに到達するための大型ロケットエンジンの開発ラッシュがこれから始まるのだ。姿勢制御やエンジンの大型化、効率化、ターボポンプ開発、テレメトリーシステムの改善など、実にやるべきことは多々ある。あぁ、人材がほしい……。
※この連載は週刊アスキー2013年9月17日号(2013年9月3日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
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