レノボはIFA2013で、キーボード面をぐるりと回転してキーボードを底面にして画面を立てたり、タブレット形状にしたりと、4つの形態に変形する『ThinkPad Yoga』と、QHD+(3200×1800ドット)という解像度を誇る新型『Yoga 2 Pro』を発表した。
ThinkPad Yoga
ThinkPad Yogaは、同社のIdeaPad Yogaシリーズと同じく、ヒンジ部分がおよそ360度回転してタブレットなどに変形できる、12.5インチ液晶を搭載したノートPC。
IdeaPad Yogaは、タブレット形態で使用した際に、キーボード部分が液晶の裏側にくるため、手で持った際にキーボード面に触れるかたちになる。ThinkPad Yogaは、ヒンジ部分に工夫を凝らし、回転が180度を超えると機械的にキーボードのキーがロックし、同時にキーのすき間部分のパネルが持ち上がる機構を搭載。キートップ面がフラットになって手触りの悪さが軽減されるという。
OSは、最新のWindows8.1を搭載。ワコム製のデジタイザーペンを同梱し、タブレット状態でメモを取るといった使い方もできる。また、オプションでNFCを選択でき、モバイル決済などで利用できるとしている。
主なスペック
液晶:12.5インチ(1920×1080ドット、10点マルチタッチ)
CPU:第4世代Core i7
メモリー:8GB(DDR3、1600MHz)
ストレージ:1TB HDDまたは256GB SSD
インターフェース:USB3.0×2、ミニHDMI、SDカードリーダー
バッテリー駆動時間:5.3時間
サイズ/重量:316(W)×221(D)×18.8(H)mm/1.58kg
OS:Windows8.1
Lenovo IdeaPad Yoga 2 Pro
ヒンジ部分がほぼ360度回転する、IdeaPad Yoga13の後継モデル。解像度が1366×768ドットから、3200×1800ドットのQHD+へと大幅に向上。新たに音声認識とモーションコントロール機能が追加され、音声でブラウザーを起動してネットサーフィンを楽しんだり、動画や写真の閲覧を手の動作で制御したりできるなど、よりエンターテイメントの楽しみ方の幅が広がっている。
主なスペック
液晶:13.3インチ(3200×1800ドット、10点マルチタッチ対応)
CPU:第4世代Core i7
メモリー:8GB(DDR3)
ストレージ:128/256/512GB SSD
インターフェース:USB3.0×1、USB2.0×1、マイクロHDMI、SDカードリーダーなど
通信機能:802.11b/g/n、Bluetooth4.0
バッテリー駆動時間:6時間
サイズ/重量:330(W)×220(D)×15.5(H)mm/1.39kg
OS:Windows8.1および8.1 Pro
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