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ブラザー、複合機『PRIVIO』シリーズの新モデル発売 発表会には丹下段平!?

2013年08月27日 09時30分更新

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 ブラザーは、年賀状機能に特化したインクジェット複合機『PRIVIO』シリーズの新製品を9月下旬より順次発売します。

 今回のラインアップには、従来からあった“NEO”、“BASIC”、“WORKS”シリーズに加え、ローエンド機種となる“SIMPLE”シリーズを新しく追加。ユーザーの幅広いニーズに合わせ、選択の幅がさらに広がりました。

 また、年賀状作成アプリやビジネスシーンで活躍する“お役立ちツール”、無線LAN環境がなくても直接NFC搭載端末からプリントやスキャンができる“タッチ de プリント&スキャン”など、充実した機能を搭載する機種が増えました。

■銀座で新製品発表会を開催!

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 東京・銀座で8月26日に行なわれた新製品発表会では、ブラザー販売・代表取締役の片山氏(中央)、取締役の三島氏(右)、マーケティング推進部長の大澤氏(左)が登壇。
 片山氏は「WindowsXPサポート終了に伴う、複合機の買い替え需要に期待がかかる」と見通しを説明するとともに、昨年より製品名を『PRIVIO』に変えたことについて触れ、「“第3の選択肢ブラザー”というキャッチコピーのもと認知度、シェアともに順調に伸びている」と語りました。
 

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 さらに新製品のプロモーションキャラクターとして、人気アニメ『あしたのジョー』を起用したCMの発表も行なわれました。CMでは、あしたのジョーのおなじみのキャラクターたちを複合機の発色の鮮やかさを連想させる、ビビット&カラフルにすることで世界観を表現。放映は10月から『あしたの常(ジョー)識篇』を、11月から『あしたの年賀ジョー篇』を予定しています。
 

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 CMでの丹下段平の声は“ザキヤマ”さんこと山崎弘也氏が担当。発表会には、丹下段平に扮した山崎弘也氏が登場し、ネタを交えながら製品紹介を楽しげに行ないました。
 

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■クラウドサービスに注力
 PRIVIOは、従来機でもEvernoteやDropboxとPCなしで連携する機能がありましたが、今回新しく、ネットワークと連携してサービスが利用できるアプリを複合機本体に搭載しました。

●年賀状アプリ
 本体にあるアプリからクラウドに接続することで、PCに接続しなくても年賀状の作成が可能。下記サービスをクラウドから利用してオリジナルの年賀状がつくれます。※年賀状アプリのクラウドサービスは9月下旬からβ版を開始し、正式版は11月上旬よりサービス開始。

利用できる機能は以下のとおり。
・デザインテンプレート
 複合機本体からテンプレートを選ぶだけで年賀状をすぐに印刷できる。
・自動写真レイアウト
 メモリーカード内の写真データとテンプレートを、複合機本体から選択して年賀状が作成できる。
・お気に入り素材合成
 使っているハンカチの柄など、使いたい柄の素材をスキャンしてデザインの背景にできる。
・ラブリーカラーチェンジ
 モノクロで描いたA4用紙を複合機本体の液晶上で好きなテイスト(パステルやレインボーなど)に変更できる。
・A4お絵描きシート
 複合機本体から出力したお絵描きシートにイラストを描いてコピーすると、自動ではがきサイズに調整する。
・手書き宛名シート
 複合機本体から出力した宛名シート・差出人シートに宛名や住所を書いてコピーすると、はがきにバランスよく手書き文字を配置する。

●お役立ちツール
 文書などをスキャンした後、データをクラウドでOffice文書に変換してPCに送ることができる『スキャン to Office 文書』や、赤ペンで範囲指定を行なって、その部分だけスキャンやコピーできるクラウドサービス『手書きトリミングスキャン&コピー』も登場。

・スキャン to Office文書
 手持ちの資料をスキャンするだけで、WordやExcel、PowerPointデータに変換できるクラウド機能。文章はOCRでテキストとなり、オブジェクトはJPEGデータとして編集が可能。
・手書きトリミングスキャン&コピー
 手持ち資料の中で、一部を赤ペンで囲んでスキャンすれば、その指定範囲のみコピーすることが可能。

 

■DCP-J4215N-B(DCP-J4215N-W)
●予想実売価格:2万8000円前後
●9月上旬発売予定

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 本体カラーに白と黒が選択できる“NEO”シリーズの複合機。最小奥行きが290mmとスリム。カラー毎分18枚、モノクロ毎分20枚の印刷に最大A3サイズの手差しプリントが可能。有線・無線LANを搭載しており、PCなしでEVERNOTEやDropboxなどのクラウドサービスと連携が可能。また、PCなしで利用できる豊富な年賀状アプリを収録する。

 

■DCP-J952N-B(DCP-J952N-W)
●予想実売価格:2万8000円前後
●9月上旬発売予定

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 本体カラーに白と黒が選択できる“BASIC”シリーズの複合機。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷が可能。自動両面プリントやレーベルプリントもできる。ADF、有線・無線LANを搭載。クラウド機能や年賀状アプリにも対応。

 

■DCP-J752N
●予想実売価格:2万3000円前後
●9月上旬発売予定

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 子機を搭載しない“BASIC”シリーズの複合機。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷が可能。自動両面プリントもできる。無線LANとADFを搭載。

 

■DCP-J552N
●予想実売価格:1万8000円前後
●9月上旬発売予定

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 低価格な“BASIC”シリーズの複合機。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷ができる。自動両面印刷に対応し、無線LANを備える。

 

■MFC-J870N
●予想実売価格:3万1000円前後
●9月上旬発売予定

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 子機を搭載しない“BASIC”シリーズの複合機。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷が可能。自動両面プリントやレーベルプリントに対応。ファックス、ADF、有線・無線LANを搭載。

 

■MFC-J980DN/DWN-B(MFC-J980DN/DWN-W)
●予想実売価格:4万円前後(子機2台モデル:5万円前後)
●10月上旬発売予定

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 本体カラーに白と黒が選択できる“BASIC”シリーズの子機付き複合機。NFCを搭載しており、“タッチ de プリント&スキャン”に対応する。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷が可能。自動両面プリントやレーベルプリントもできる。ファックス、有線・無線LAN、ADFを搭載。

 

■MFC-J890DN/DWN
●予想実売価格:4万5000円前後(子機2台モデル:5万5000円前後)
●10月上旬発売予定

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 子機を同梱した“BASIC”シリーズの複合機。NFCを搭載しており、“タッチ de プリント&スキャン”に対応する。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷が可能。自動両面プリントやレーベルプリントもできる。無線ファックス、無線LAN、ADFを搭載。

 

■MFC-J820DN/DWN
●予想実売価格:3万3000円前後(子機2台モデル:4万3000円前後)
●10月上旬発売予定

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 子機を同梱した“BASIC”シリーズの複合機。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷が可能。無線ファックス、無線LANを搭載。

 

■MFC-J720DN/DWN
●予想実売価格:2万8000円前後(子機2台モデル:3万8000円前後)
●10月上旬発売予定

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 子機を同梱した“BASIC”シリーズの複合機。カラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の印刷が可能。ファックスを搭載。年賀状アプリ、お役立ちツールは対応しない。

 

■DCP-J152N
●予想実売価格:1万3000円前後
●10月上旬発売予定

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 新しく追加された“SIMPLE”シリーズの複合機。カラー毎分6枚、モノクロ毎分11枚の印刷が可能。無線LANを搭載。年賀状アプリとお役立ちツールの“手書きトリミングスキャン&コピー”には対応しない。

■関連サイト
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