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海はいつからロマンチックな場所となったのか『海辺の恋と日本人』他【今週の新刊】

2013年08月25日 14時00分更新

 発売されたばかりの気になる書籍をご紹介。今週は『海辺の恋と日本人』、『結局のところ、なぜサムスン電子なのか?』、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』の3冊です。

 

海辺の恋と日本人
著 瀬崎圭二
青弓社
1680円

 海辺はいつからロマンチックな場所となったのか。『こころ』、『太陽の季節』、『POPEYE』などをとおして、保養地がレジャー施設へと変遷していった文化史を追う。

 

結局のところ、なぜサムスン電子なのか?
著 キム・ビョンワン
イカロス出版
1260円

 革新的とはいえない2位の企業、サムスン電子が、iPhoneの対抗馬となるギャラクシーSを成功させた。サムスン電子の研究員だった著者が韓国側から業界変遷を分析。

 

チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド
編 東浩紀
ゲンロン
1470円

 原発事故から27年。急速に観光地化が進むチェルノブイリを訪問。あえて旅行ガイド本の形式をとり、チェルノブイリの現状とともに、福島第一原発の未来を考える。

 

※本記事は週刊アスキー9/3号(8月19日発売)の記事を転載したものです。

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