どうもどうもどうもどうも、週アスみやのです。超暑いお盆を乗り切る方法を考えて、海洋堂のヒーローを買ったり、ケータイをヤフオクで落としたり、VAIO Zを分解したのですが、夏休みといえば工作ということで、「ノートPCを保護る」を研究してみましょう。
ケータイ電話の頃はケースにも入れず、カバンやポケットに入れて持ち歩いていましたが、スマホになってガラス面がまるだしのために保護シートだケースだカバーだと、なにかと保護して持ち歩くようになりました。
では、モバイルPCはどうかというと、カバンに入れるときにインナーケースを使う人は多いですが、液晶保護シートを貼る風習はあまりないですよね。携行時にはノートは閉じているし、ウィンドウズ8になるまでは液晶は手で触るものではなかったし。だいいち、大きな液晶にシート貼るという作業は、できればやりたくないですし。
そんなオレですが、液晶の裏側、つまりノートPCの天板にはけっこう神経質だったりします。クルマでいうと顔ともいうべきフロントグリル&ボンネットと同じですからね。
MacBookのように世界で売っているPCには、専用のカバーがいろいろと発売されています。だいたいがプラスチック製で、黒に白に透明に派手な色のものまで。日本のアマゾンでも検索するといろいろと出てきます。
自分もMacBook ProやMacBook Pro Retina様には黒いプラケースを使っていて、マカー伊藤に軽蔑の目で見られているのですが、おかげでボディは新品同様の傷なしです。『speck』の製品はヨドバシカメラでも売っていますね。この手ものは天板のリンゴマークのところが穴が開いているものと、無視しているもの、光ると見えるものがありますので、買うときはよく見ましょう。
旧MBP(下)は半透明黒のプラスチックカバー、上のレチナ15はSpeckを付けている。
レチナに付けいてる「艶消し黒」は手触りが某ThinkPadの表面のようで気に入っています。電源が入ると暗くりんごマークが浮かび上がります。
それから、排気というか放熱に気をつけているかも重要です。底面のカバーに放熱のためのスリットが入っているものと、そうでないものがありますからね。
Speckの裏面は、両横の吸気部とヒンジ側の排気部にスリットが入っている。
ノンブランドのプラケースには、底面全体の排熱を考えたものもある。
この手のプラスチック・カバーは見た目より重いのが難点です。レチナ15用のカバーを計ってみると390グラムもあります。もちろん厚みも増すので、MB様の美しいデザインがスポイルされてしまいますが、プロテクト能力は高いですね。悩ましいです。
こちらはION社のCarbonShellシリーズで、レチナ15用は80ドルもしまする。
天板はカーボン繊維模様で、サイドは革張りっぽくてカッコイイですね。
底面には排熱のための穴がこちらもカッコよく開いています。
同社のホンモノのカーボンファイバーシリーズは180ドルと超高級なので、それにさらに保護フィルムを貼りたくなりますね。もちろん貧乏性です。
そんなある時、米国のアマゾンで見つけたのが、全身保護シールです。天板に貼るものはいろいろ知っていましたが、全身はいい企画ですね。コネクターのある側面やキーボード周りも細かい“パーツ”を張り付けて、カスタマイズできます。
レチナ15用の全身シールキット。キーボードの間にまでこだわった逸品であるが、貼るのがタイヘンそうだ。もちろん日本語キーボードには合わない。
ただ、この手の全身シールはあまり色や柄が選べませんし、キーボードまわりもコーデできるんですが、スピーカーとパッドはそのままなので、ちょっとマヌケな感じになってしまいます。天板と底面だけのステッカーセットもあるので、それくらいがいいかもしれません。
こちらは『SkinKit』という製品で、天板とキーボード面をデザインしたものです。
欧米の量販店でよくみる天板用のシートはだいたい若者向けなデザインでございます。専用品と自分で切ってサイズを合わせる汎用品がありますが、厚みがあって天板がまっ平らでないと利用困難なものもあります。
けっこう気に入っている、リンゴならぬ洋ナシマークのMac用キラキラ保護シート。
完全に透明な保護シートのセット。液体とかスクイージーとかもセットになっていて、買ったはいいが装着しかねているもの。天板・キーボード面・底面とすべて保護できるらしい。
MacBookのことばかりになってしまいましたが、グローバルモデルならではの楽しさがありますね、やはり。そこで、簡単かつどんなPCにも合わせられるのがGelaSkins(外部サイト)です。日本でも既製品のサイトがありますが、米国のサイトでは自由なサイズ、自由な絵柄でオーダーできるのが特長です。
MacBookと同様に世界で売っているソニーのVAIOも最近ラインアップされるようになった。Proはまだない。
ホームの“Choose your device”で“Laptops & Netbooks”を選び、「Can't find your Laptop size?」という吹き出しの“here”をクリックし、画像をアップロードしてサイズを指定すればオーダーできます。
自分で用意したJPGファイルをまずアップロードします。
マシンの天板の縦横をミリまたはインチで指定。
角の丸みも半径で指定できます。こまかいですね。
全体の位置を微調整したら終了です。
フツウは1枚約30ドルで、週末セールで2割引なんて場合は24ドルですね。10枚以上だと1枚あたり20ドル、30枚以上オーダーすると15ドルと単価が下がっていきます。
フツウにクレジットカードやPaypalで支払い可能で、日本への発送も受け付けています。送料はUSPSで6ドル。UPSで20ドルですが、複数枚でも変わらないようなので、何種類かいっしょにオーダーしたほうが送料分おとくになります。
このGelaSkinsは3M社のControltacという印刷用シートを使っていて、伸縮性もあり、よっぽど下手しないかぎり気泡も入らないし、粘着性もほどほどで張りなおしもしやすくオススメです。
オレの新旧モバイルPCはすべてGelaSkinsで保護されているのだった。
これくらい天板に傾斜があってもキレイに貼れるのが3Mの技術力である。皺がよったらドライヤーで伸ばせるらしい。
オーダーしたシートはこのようなカタチで送付されてくる。下はMacの下面用のシートで、テンプレートに好きなグラフィックを張り付けてオーダー可能だ。
シートもいやだ、直接ペイントしてくれる人はいないのかというといます。もちろん塗装屋さんです。最近は日本でもスマホの背面に絵を描いてくれるお店が、PCにも対応しているところがあります。ただし、分解して塗装とかになるので、費用も時間もかかるようです。
お気に入りのグラフィックを機械でプリントしてくれるお店もあります。編集部で2番目にイタいハッチー記者によると、中野ブロードウェイにあるプリントマウスというお店で、自分のマシンに、ここでは公開できないような絵柄をプリントしてもらったとか。平たいキーボードやマウスにもプリントできて、ノートPCの場合は表面の状態によって磨かないといけないとか、カバーにプリントするしかないモノとかあるらしいです。ナマが好きなひとはぜひお問い合わせください。
■関連サイト
CarbonShell
Wall Of Sound Design Protector Skin Decal Sticker for Apple MacBook Pro 15 inch with Retina Display(米アマゾン)
GelaSkins
プリントマウス
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