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日本で今すぐNFCが体験できるのはどこ?

 週刊アスキー9月10日増刊号の特別付録『プログラマブルNFCディスク』やスピーカー、プリンターなどNFC対応機器は増えてきましたが、実際にNFCを使う状況はまだ少ないもの。そこで、日本でのNFC導入事例を紹介いたします。

 日本航空は、事前にeチケットで購入後、専用アプリをインストールしたNFCおよびおサイフケータイで自動改札ににタッチすることで、そのまま飛行機の搭乗口に進める“JALタッチ&ゴー”サービスを提供しています。チケットを探す手間がないのがナイスです。

飛行機搭乗手続きをスマホで
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↑日本航空の“JALタッチ&ゴー”はNFCもしくはおサイフケータイでタッチしてスマートに搭乗可能。
専用アプリでチケット購入
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↑“JALタッチ&ゴー”はアプリ経由でeチケットが購入できる。搭乗口までのAR案内機能もアリ。


 都内で現在NFCが体験できるイベントとしては、東京・渋谷公園通り沿いで展開されている“Shibuya Clickable Project”があります。ICタグが街路灯に貼り付けられており、NFCスマホをタッチすると、タッチした街路灯近くのラーメン店などを表示し、道案内してくれます。

 終電後にタッチすると、その時間に営業している飲食店だけを表示してくれるのも◎。

渋谷の街にICタグが!
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↑8月現在、渋谷で体験できるのが“Shibuya Clickable Project”。街頭にICタグのシールが貼られている。
NFCスマホでタッチ!
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↑スマホのNFC機能をオンにして、ICタグにタッチするとその場所とその時間限定の情報をスマホに表示。
飲食店まで案内可能
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↑近場のラーメン店や飲食店など、タッチした時間に営業している店舗までナビしてくれる。


 残念ながら終了してしまいましたが、東京・池袋のサンシャイン水族館では、水槽内の魚をICタグにタッチすることで専用アプリ“Ikesu”の水槽に移動させて観賞できるイベントを2013年4月7日まで開催していました。魚をコレクションする楽しみがあるほか、アプリ内の水槽に移動させた魚は自由に泳いでおり、観ているだけで癒される環境アプリとしても優秀。

スマホが水族館に
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↑サンシャイン水族館で実施された実証実験では、専用アプリ“Ikesu”に水槽内の魚を移動できた。


 こちらは海外での事例ですが、日本関連イベントということでご紹介。英国・ロンドンで開催された東北復興支援イベント『re:new tohoku』では、ICタグを埋め込んだ“スマートうちわ”が配られ、タッチすると会場までの地図を表示。会場に展示された被災地の伝統工芸品などの説明パネルにもタグが埋め込まれ、NFCスマホでタッチすることで作品の詳細内容を確認できました。
 

スマートうちわで復興支援
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↑ロンドンで開催された復興支援イベントでは、会場の場所を“スマートうちわ”で案内した。

 このほかにも店舗の来店ポイント獲得、街おこしイベントなど日本でもNFCの導入事例が徐々に増えてきています。とはいえ、わざわざ店舗まで出向いてNFCを体験するのはなかなかハードルが高いです。

 そんなアナタにオススメなのが、NFC対応のAndroidゲームアプリ。Suicaやタスポ、IC付き免許証などにNFCスマホでタッチしてキャラクターを自動生成。キャラどうしを戦わせるゲームのほか、作成したクロスワードの問題を近距離通信で手渡したり、友人といっしょに戦えるパズルRPGなど、NFC対応ゲームは増えてきています。

NFCスマホで遊ぼう
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↑NFC対応ゲームも増えている。Suicaやタスポなどを読み込ませて自分だけのキャラクターを作成!

 もちろん、ICタグでキャラクターを自動生成するゲームアプリにも週刊アスキー9月10日増刊号(8月5日発売)の特別ふろく『プログラマブルNFCディスク』が利用可能。ぜひ試してみてくださいね!

【週刊アスキー 2013年 9/10増刊号はこちら!】

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