先日、そして今日と、アキバ・スクエアでソニー・ミュージックコミュニケーションの企業向けプレゼンテーションイベント“Sync.”が開催された。ソニーのエンターテイメント作品がどのように作られるかや、様々な業界のイベントのサポートの紹介の展示、“新規ソリューション”として、3Dプリンタを使って“自分自身”のフィギュアが作れる『3Dプリント・フィギュア』や、デジタルサイネージシステム『MITENE』、ネットワーク配信型のジュークボックス『JUQUest』などが紹介された。
その中でも特に気になったのが、ソニーエンジニアリングとソニー・ミュージックコミュニケーショ次世代のペンライト『FreFlow(フリフラ)』だ。見た目は普通のペンライトなのだが、ライブ会場などで舞台照明の一部として制御され、色が会場の演出にあわせて変わったり、アーティストが持つ親機のペンライトにあわせて変わったりする。一度に制御できるペンライトの数は数万本! なので、例えば、某5色のアイドルのライブなんかだと、それぞれが自分のテーマカラーのペンライトを持ち、ライブで各メンバーのソロパートになったら会場全体のペンライトがその色になる、などの演出が考えられる。既に昨年末のNHK紅白歌合戦などでも利用されているという。
色は今回は4色で切り替えられるものを体験できた。手元のボタンで色を切り替えられる。
前述のMITENEと組み合わせた体験コーナーもあった。落ちてくる風船のイメージにあわせて同じ色のペンライトを振ると風船が割れたり、ペンライトをゆっくり振ると波形が画面に残るなどの、複合型のアート空間を体験できた。
今回は従来のペンライト型だけでなく、新しく開発されたリストバンド型のFreFlowも展示されていた。これによって新しいライブの演出などが増えそう。リストバンド型のFreFlowは今年の秋に導入予定だそうだ。
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