モトローラ Moto X発表 音声操作や2000種類以上の外観カスタマイズが可能

　米モトローラは、オーダーメイドスマホ『Moto X』を発表しました。米国、カナダ、南米地域で8月下旬から9月上旬から販売を開始します。予想実売価格はキャリアとの2年契約つきで199ドル（約2万円）です。

　ディスプレーは4.7インチのHD（720×1280ドット）解像度の有機ELを採用。1000万画素のカメラ、2GB RAMを搭載。内蔵ストレージは16GBと32GBから選択可能で、オンラインストレージ“Google Drive”の容量が2年間50GBになる購入特典つき。WiFiは802.11 a/g/b/n/acに対応しています。

　また、音声アシスタントなど操作に関する機能も以下に代表される独自のものを採用。ユーザーからの指示を常に待機するような機能ですが、“電池への影響は少ない”としています。

●Touchless Control
　所有者の声に反応し、タッチすることなく音声アシスタントが起動。天気予報の取得やアラームのセット、メモの保存など、さまざまな指示を出すことができます。

●Active Display
　ディスプレーには、常に時間や新着メッセージなどの端末が判断した最適な情報を自動で薄く表示します。

●Quick Capture camera
　端末を持って手首を素早くねじるような動作をするとカメラが瞬時に起動。画面のどの場所に触れても、シーンが自動で判断されてシャッターをおろすことができます。

　注文時には前面、背面、アクセント、メモリー容量、壁紙などを選択可能。組み合わせは全部で2000種類以上あり、端末は注文があり次第、米国内で組み立てられ、4日以内に出荷。届いた端末が気に入らなかった場合は14日以内の返品に対応します。

●おもなスペック
OS：Android4.2.2
通信：LTE、UMTS HSPA+、GSM GPRS/EDGE（CDMAモデルもあり）
ディスプレー：4.7インチ有機EL（720×1280ドット、312dpi）
CPU：Motorola X8 Mobile Computing System
メモリー（RAM）：2GB
内蔵ストレージ：16GB、32GB
バッテリー：2200mAh
カメラ：約1000万画素（インカメラ200万画素）
サイズ：65.3（W）×10.4（D）×129.3（H）mm/130g

●関連サイト
モトローラ Moto X特設ページ（英文）