『Audiophile Music Player』
バージョン:1.3
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
いつもと同じ曲なのに「音楽プレイヤーが違うとこんなに違って聞こえるの!?」って驚いたのが『Audiophile Music Player』。
メカっぽいツマミなど見た目はグッド |
クラウド上の曲も再生可能 |
Audiophileは、iPad専用の音楽プレイヤー。iPad内の曲に加え『SoundCloud』などのクラウドにある曲も取り込み、再生できる。ていうか、メカっぽいツマミや、音量に合わせてピクピク動くメーターとか。流行りのフラットデザインじゃないけど全然アリ!
なお、DRMで著作権が保護された曲を取り込めない点は、もはやこの手のアプリのお約束。あしからずご了承くだされ。
音響処理技術『MaxxAudio』を搭載 |
デザインだけじゃない! 何と言っても音がイイ! それもそのハズ。テクニカル・グラミー賞を受賞したイスラエルWave Audio社が開発した『MaxxAudio』という音響処理技術を搭載しているからなんだね。
効果はスグに実感できる。プレイヤー画面上から3段目の“Maxx”をオンにするだけで、ふだん標準搭載の『ミュージック』で聴いているMP3の薄っぺらい音質が、まるでレコードを高級アンプと高級スピーカーで聴いているような、豊かで厚みのある音に聞こえる!
出力装置によって最適な音質に切り替えられる |
うれしいのは、出力装置に合わせ最適な音質に切り替えられる点。出力装置の種類はヘッドホンやドックスピーカーなど6種類とザックリしているけど。iPadのスピーカーから出る音も聴きやすくなるよ。
じつは肝心の高音質化アドオン『Maxx for Audiophile』は有料で、価格は600円とややお高め。だけど計10分間の無料試聴が可能なので「音がイイってホントかな〜?」ってちょっとでも思っちゃった人は、とにかく一度、自分のお耳をかっぽじって聴いてみてお願い!
クロスフェード再生など、機能も多彩 |
さらに機能もイイ! とくに気に入ったのが、クロスフェイド再生ができる点。「前の曲と次の曲を何秒重ねるか」は1秒〜30秒の範囲で1秒ごとに細かく設定できて自由度が高い。右上のギアボタンから設定画面を開き、“−”または“+”をタップして調整してね。
再生中にはジャケットが拡大表示される |
ちなみに初期設のままだと、何も操作しないときに自動的にジャケット写真が拡大表示されちゃう。これが……ちょっとね、という場合は、同じ設定画面の“Swith to cover-art〜”をオフにしよう。美しいプレイヤー画面をずっと眺めていられるよ。ここはお好みで。
気になる点と言えば、1曲の取り込みに数秒かかる点ぐらい。歌詞を閲覧できないとか、iPadからイヤホンを引き抜いても曲が停止しないといった点は、このAudiophileに限っては正直どうでもいい。だってそれぐらい見た目も音もキレイなんだもん!
『Audiophile Music Player』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
(c) 2011-2013 Musicsoft Arts
その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー
ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ~ぱほりっく
【お知らせ】
この連載が電子書籍になりました! 特に評判の高かったアプリを厳選し、内容を改訂してご紹介しています。さらにiPhoneを使いこなしたいユーザーにおすすめの一冊です。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります