iPhoneやiPadでiCloudを使っていて、データのバックアップ先をiCloudにしていると、「Not Enough Storage」(iCloudの容量が不足しています)というエラーが出たことはありませんか?
iCloudのストレージは無料だと5GBですが、10GB追加で年額1700円、20GB追加で年額3400円、50GB追加で年額8500円と容量を増やせます。でも、なかなか有料プランには手を出しづらいのが本音です。
iCloudの保存内容は、「設定」アプリの「iCloud」→「ストレージとバックアップ」→「ストレージを管理」→「●●のiPhone」で確認できます。私のiPhoneでは「カメラロール」が13.7GBの容量を使っていました。
無料で5GBということは、カメラロールだけで容量がまったく足りないということ。各アプリのバックアップをオフにすれば多少の容量は稼げますが、微々たるもの。そこで、簡単にできる写真のバックアップ方法をお教えします。
「フォトストリーム」をオンにしていると、iPhoneやiPadで撮影した写真を最大1000枚、30日間保存できます。これはiCloud上のみに保存されていると思いがちですが、MacでもiCloudのフォトストリームをオンにしていれば、iPhotoの「イベント」タブに自動的にバックアップが取られています。
これは、「iPhoto」の「環境設定」にある「フォトストリーム」の「自動読み込み」が標準でオンになっているためです。iCloud上だけでなく、写真ライブラリにもきちんと保存されています。iPhone内の写真をすべて削除しても大丈夫だということです。
かといって、iPhoneで何千枚と大量に写真が入っていると、すべてを選択して削除するのは手間だという人もいるでしょう。これを一気に消す方法があります。
iPhoneをMacに接続し、「イメージキャプチャ」を起動します。「編集」メニューで「すべてを選択」、または「コマンド」+「A」キーで全写真を選択できます。
この状態で「削除」ボタンを押せば、すべての写真を一気に消せます! ちなみに、5000枚近くあった写真を削除するのに約10分かかりました。
なお、MacBook Airをはじめとするストレージ容量の少ないMacを使っている場合、フォトストリームの写真がMacのローカルストレージに保存されているのはイヤ! という方もいるかもしれません。
その場合は、iPhotoの「環境設定」でフォトストリームの「自動読み込み」のチェックを外しておくと、写真ライブラリには保存されません。
フォトストリーム上の写真を選び、「読み込む」をクリックした写真のみを写真ライブラリに追加できます。
撮影した写真をすべてバックアップしておきたいか、残しておきたい写真だけをバックアップするか、自分のスタイルに合わせて選んでくださいね。
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