セガは、短歌や俳句の五・七・五のコトバに歌をのせて発信する、新しい遊びを提案する『project575』を発表した。『project575』は、575をテーマとしたゲーム、小説、アニメなど、さまざまなメディア展開を予定している。最初に2013年7月26日にiOSアプリ『うた詠み575』が配信開始される。
『うた詠み575』は、五・七・五のテーマ(楽曲)を選び、そのノート(音階)に言葉を指定するだけで歌を作成可能。完成した歌は、“VOCALOID(ボーカロイド)”により、キャラクターが歌い上げてくれる。ダウンロードは無料、一部課金コンテンツあり。
テーマによって五七五を組み合わせた句がいくつか用意されている。テーマによっては、すでに言葉が埋まっているモノもある。
ノート(音階)に文字を入力していくことで歌を作成できる。DTMの知識がなくてもカンタンに作成できるのが魅力。
作成した歌は、キャラクターが踊りながら歌い上げてくれる。
歌を作成するには、“短冊”というアイテムが必要。短冊には、毎日1枚ずつ配信される“白短冊”以外に一定の条件で入手するか、ショップで購入できる“赤短冊”がある。赤短冊を使用することで、オリジナルテーマを作成することも可能だ。
タイトル、テンポ、ク数だけでなく、音階や音の長さなども細かく設定できる。
本作に登場するキャラクターは、人気イラストレーターのかんざきひろ氏が担当する。
■キャラクター紹介
正岡小豆(画像左、CV:大坪由佳)
明るく元気娘。後先考えず即行動!感情がすぐ表に出る。
小林抹茶(画像右、CV:大橋彩香)
大人しくて内向的。独自の世界観を持つ。趣味は同人誌作り。
ショップでは、短冊やテーマ以外にキャラクターのイベントや衣装、ポーズなどが購入可能。
好みの背景やAR写真で実写を背景にキャラクターの写真を撮影することもできる。
オリジナルテーマや写真はフレンド関係にあるユーザーとシェアすることもできる。詠んだ歌作品は、アプリ内の“作品掲示板”で披露して、一定時間ユーザーから規定以上の評価を受けた人には、“投稿チケット”が贈られる。投稿チケットを使えば、写真に詠んだ歌作品をリンクさせスライドショーを作成し、アプリ上から『ニコニコ動画』に投稿可能だ。
project575では、うた詠み575以外にも2014年発売予定のPlayStation Vita用ソフト『うた組み575』など、いろんなコンテンツが登場予定とのこと。今後、広がる575の世界に注目だ。
『うた組み575』は、曲に合わせて歌詞の空白を組み合わせていく新感覚の“うたパズル”。
●関連サイト
575公式サイト
(C)SEGA
VOCALOIDならびにボーカロイドはヤマハ株式会社の登録商標です。
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