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よつばグラフィグを社長がつくる! 角☆コミのグラフィグづくりに挑戦

2013年07月17日 15時00分更新

 全国の書店で絶賛開催中のコミックフェア『角☆コミ夏2013』。同フェアでは対象書籍2冊購入につき1個、オリジナル“グラフィグ”ペーパートイがプレゼントされる。すでにグラフィグをゲットされた読者も多いのではないだろうか。

角★コミ2013夏 開催中!
角コミつくってみた
このポスターを見つけたら、ぜひ対象商品を購入してグラフィグを手に入れちゃってください!

 このフェア開催に先立ち、『角☆コミ夏2013』に参加するKADOKAWAグループ6社の社長たちが自ら、グラフィグの出来ばえを確認するため自らの手でペーパートイを制作することになった。

 ふだんは経営トップとして全社に指示をくだす社長たちだが、ペーパートイづくりの腕前はいかに? ここで見事な手さばきを見せれば、「お父さんかっこいい!」ならぬ「社長かっこいい!」と、社員から尊敬のまなざしを集めることができるかもしれない?

角コミつくってみた
自社キャラを手にニッコリ。左から塚田社長、井上社長、佐藤常務、川金社長、浜村社長、芳原社長。

 6月某日に開催されたグループ社長会議の際、6社の社長が集まり、制限時間12分でペーパートイの制作が始まった。各社長が作るのはもちろん、自社コミックのキャラクターだ。

ペーパートイ作りに挑戦した各社社長とキャラクター

アスキー・メディアワークス 塚田正晃社長
『よつばと!』小岩井よつば

角川書店 井上伸一郎社長
『日常』ゆっこ夏服バージョン

富士見書房 佐藤忍常務
『トリニティセブン 7人の魔書使い』浅見リリス

中経出版 川金正法社長
『理系の人々』よしたに

エンターブレイン 浜村弘一社長
『乙嫁語り』アミル・ハルガル

メディアファクトリー 芳原世幸社長
『高杉さん家のおべんとう』久留里くまエプロン

角コミつくってみた
『よつばと!』小岩井よつば
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『日常』ゆっこ夏服バージョン

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『トリニティセブン 7人の魔書使い』浅見リリス
角コミつくってみた
『理系の人々』よしたに

角コミつくってみた
『乙嫁語り』アミル・ハルガル
角コミつくってみた
『高杉さん家のおべんとう』久留里くまエプロン

 このペーパートイ作りの様子は、YouTubeの「角川書店ブックチャンネル」にてハイライト動画が公開されている。その名も『KADOKAWAグループの社長たちが会議中にグラフィグ作ってみた!』(外部リンク)と題された本動画では、声優の古谷静佳さんによるMCのもと、各社長が四苦八苦しながら制作に勤しむ様子がかいま見られるのだ。

角コミつくってみた
社内では見たことのないような熱心な表情でペーパートイづくりに打ち込む社長たち。

 MCの古谷静佳さんは、アニメ『うぽって!!』のあぐ役や、『日常』の東雲なの役で人気の声優さん。その『日常』(角川書店・月刊少年エース連載)からは“ゆっこ夏服バージョン”のグラフィグも用意されているとあって、MCぶりにも力が入っているぞ。

拡大鏡を用意して挑戦する社長も

 制限時間12分のなか、さっそくペーパートイ作りに取り掛かる社長ご一行。自らを不器用と語る社長がいるいっぽうで、「競争だと聞いた」と真剣モードに入る社長、「息子と一緒にプラモデルを作っている」と手馴れた様子を見せる社長もいて、六者六様の作業がはじまる。

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真剣に作業に打ち込む塚田社長(左)。井上社長は手が不器用だと語るが。

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手際よくパーツを外す佐藤常務(左)。川金社長は前日練習してきたとか。

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見た目にもパーツの多さがわかる浜村社長(左)。芳原社長はエプロンに意気込みがこもる。

 なかでも異彩を放つのは、「工作と聞いていたので、エプロン用意しました!」と張り切るメディアファクトリーの芳原社長。さらに拡大鏡も装備することで制作スピードを速めるという戦略だ。

角コミつくってみた
宝石職人か、はたまた彫刻家か? 芳原社長の秘密兵器、拡大鏡の効果はいかに!?

 いっぽうでエンターブレインの浜村社長は、かなり四苦八苦している様子。どうやら「アミル・ハルガル」の髪形が複雑なため、パーツの数が他のキャラより多いようだ。とは言え自社キャラを忠実に再現したグラフィグはむしろ、ジマンの一品のはず。手のかかる子ほどかわいいと言うではないか。

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見た目にもパーツの多さがわかる浜村社長(左)。芳原社長はエプロンに意気込みがこもる。

優勝は誰の手に? 喜びのコメントもゲットしたぞ

 そうこうしているうちに、真っ先に競争心を露わにした塚田社長が一番乗り! わずかの差で井上社長が2番手。次いで川金社長、佐藤常務、芳原社長と続き、浜村社長はパーツの多さに手間取りながらも8分40秒で完成。見事に全員、制限時間内でグラフィグを完成させることができた。

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塚田社長が一番乗り! 思わずガッツポーズも出たぞ。
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喜びと安堵の入り混じった表情を見せる塚田社長。MCの古谷さんも嬉しそうだ。

 そこで週アスでは見事優勝を飾った弊社アスキー・メディアワークスの塚田社長から、喜びのコメントを寄せてもらったぞ。

――優勝おめでとうございます。「できた!」と手を挙げた時の勝ち誇った笑顔が印象的だったんですが、並みいるライバル社長を抑えての快勝、ご気分は?

塚田:スピードレースだと知ったのは当日でしたが、やっぱり何でもいちばんは嬉しいものです。というよりはビリだけは避けたかったので、ドキドキしながら作ってました。

――「角☆コミ2013夏」ポスターのセンターを「よつばと!」が飾っていることもあり、塚田社長が優勝するしかなかったですよね?

塚田:いやー、大好きなよつばに恥をかかせなくって良かったです。

――やっぱり練習されたんですか?

塚田:前日に1回。当日の昼休みに余裕があったので、ふともう1回作ってみる気になりました。この無心の前向きな2回目の練習が優勝につながったのだと思います。

――「角☆コミ2013夏」のコンセプトは”作って楽しい!”ですが、グラフィグ作りは楽しかったのでは?

塚田:(声を強めて)すごい楽しかったです! 簡単なんだけど、そこそこのテクニックも必要で、出来上がったときの達成感はあります。可愛くって、よく出来ているし、1つ作ると全部作りたくなりますね。

――グラフィグ作りを堪能するには6体コンプリートは必須ですよね?

塚田:角☆コミを堪能するにはやはり6体必要です。特に浜ちゃん(浜村社長)が苦戦していた『乙嫁』は作り甲斐がありますよ。

――それでは最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

塚田:『よつばと!』12巻を大人買いすると、グラフィグ6体がコンプリートできます!

角コミつくってみた
満面の笑みで『よつばと!』をアピールする塚田社長。みなさん、ぜひ大人買いしてください!

●関連サイト

YouTube「角川書店ブックチャンネル」
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