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あきらめるにはまだ早い! Google Readerのデータを救出→移行する方法

2013年07月10日 12時30分更新

 御存知の通り7月1日(米国時間)にサービスを停止したGoogle Readerだが、バタバタして移行をあきらめてしまった人はいないだろうか。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

 実はGoogleによるデータの保管は7月15日(月・祝)まで行なわれている。作業自体は5分程度終わってしまうので、今後利用するかどうか迷っている人も、とりあえずデータの保存だけはしておくべきだろう。ここでは支持者も多いFeedlyへの移行作業を手順を追って解説していく。

 まずは、ブラウザーでGoogleのデータ移行用アーカイブ作成サイト“Googleデータエクスポート”にアクセスし、自分のデータを救出しよう!

■Googleデータエクスポート

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト:https://www.google.com/takeout/
※Googleリーダー跡地に書かれたメッセージ文の中にある“Google Takeout”リンクからも同じページに飛べる。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑画面上部のタブから“サービスを選択”をクリックし、下のエリアから“リーダー”を選ぼう。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑自動的にデータ読み込みが始まる。100%と表示されたら画面下部の“アーカイブを作成”ボタンをクリック。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑説明文を読んだら、“ダウンロード”でローカルにファイルを落とす設定をする。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑アカウントの確認画面が表示されたら、自身のGoogleパスワードを入力してログイン。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑するとzipファイルが生成されるため、保存場所を選んでダウンロードしよう。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑ダウンロードできたら、zipファイルを解凍。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑解凍すると、8つのファイルが表示される。この中の“subscriptions.xml”がOPMLと呼ばれる、登録したRSSフィードが記録されたファイルだ。

 以上で準備は完了。ファイルさえ保存しておけば、RSSを利用したウェブサービスをいつでも乗り換えられる。

 では次に一例として、ダウンロードしたOPMLファイルを使い、人気のRSSサービス『Feedly』へのインポート作業を行なってみよう。

 まずは
ブラウザーでFeeldyへアクセスし、“Import OPML”をクリックする。

■Feedly

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト http://cloud.feedly.com/

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑“Sign up with Google”をクリック!

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑関連付けるgoogleアカウントを選んだら、“次へ”を選ぼう。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑個人情報利用許可確認画面が表示されたら、リクエストを“承認する”。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑画面左側に表示される“Import OPML”をクリックしよう。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑次に、“ファイルを選択”を選んで、自分のRSSデータを登録する。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑googleからダウンロード・解凍した“subscriptions.xml”を選択し、“開く”を選択。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑“Import”で情報を取り込めば完了だ。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑登録してあったRSSフィードが無事移行できていることを確認したら、画面左側のリストから“All”を選ぼう。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑すると、Googleリーダーのときと同じように、最新ニュースの見出しが一覧表示される。

Google Readerのデータを救出→移行する方法
Google Readerのデータを救出→移行する方法
Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑フィード上部のアイコンをクリックすることで、Magazine view、Card view、Full Articleなど、表示方法を好みのデザインに変更できる。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

↑Googleリーダーと同様、キーボードショートカットも利用可能だ。

 ちなみに、他のRSSリーダーサービスでも“Inport OPML”を選ぶことで、ほぼ同様の方法でGoogle Readerのデータを移行できる。主なオススメのリーダーサービスを紹介しよう。

■CommaFeed
Google Readerの見た目再現度はいちばんのシンプルなリーダー。余計な機能はないが、キーボードショートカットなど、必要な物は揃っている。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト https://www.commafeed.com/

AOL Reader

AOLが新たにスタートしたサービス。AOL、Facebook、Twitter、Facebook等のアカウントでログインでき、カードビューなど見た目もカスタマイズ可能。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト http://reader.aol.com/

The Old Reader

見た目はシンプルだが、友だちとブックマークを共有できるソーシャル機能が用意されている。はてなブックマークのような使い方が可能。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト http://theoldreader.com/

Digg Reader

ソーシャルブックマークサービスの大御所Diggが新たにスタートしたサービス。PocketやInstapaperなどの「後で読む」ツールとの連携が便利。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト http://digg.com/login

Netvibes

かなり協力なカスタマイズ機能を持ったサービス。通常のRSSリーダー機能に加え、GmailやGoogleアナリティクス、Googleカレンダーなどのサービスを登録することもできる。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト http://www.netvibes.com/

livedoor Reader

ライブドアが提供する老舗RSSリーダー。Google Reader以上にショートカットが充実しており、古くからの愛用者も多い。モバイルアプリも使いやすい。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト http://reader.livedoor.com/

My Yahoo!

RSSリーダーと言うよりは、iGoogleのような個人ポータルを生成するサービス。少量のフィードをYahoo!トピックスや天気予報などのYahoo!サービスと同じ画面で表示することができる。

Google Readerのデータを救出→移行する方法

(関連サイト http://docs.my.yahoo.co.jp/st/promo/change/

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