乃木坂46『他の星から』に登場する“紀の善”の裏メニューを注文してみた

2013年07月05日 14時00分更新

　乃木坂46の新曲『他の星から』に編集部のすぐ近くのお茶屋さんが登場してるらしい！と聞いて行って来ました。知人に教えてもらったんですが、この曲、「飯田橋の駅」とか「神楽坂」とか、週アス編集部にいれば毎日通る場所が出てきます。噂の楽曲というのはコレ↓　7/3発売のニューシングルに含まれる1曲です。

　YouTubeに公開されてるPVをよーく見聞きしてみると、たしかに歌詞の最後のほうに“紀の善であんみつ食べられれば”という一節が。まさに僕が何度も利用したことのある、あの甘味処の名前です。
　さらに細かくPVを見ていくと、4:07秒付近にあんみつを頂くシーンもあり、どうやらこのシーンとこのあんみつも紀の善でロケしたようです。というわけで編集部から徒歩6分ほど、紀の善にさっそく行って来ました。

　さて、ココが噂の『紀の善』。神楽坂下交差点から徒歩1分、東京メトロ飯田橋駅の出口のすぐ脇にあります。これからの夏場は、手の込んだ絶品かき氷がおいしい店です（豆知識）。事前に、ロケに使った場所は5人以上の場合に案内してるお座敷だと聞いていたので、イトー含め5人での来店です。

　ロケに使ったのは2Fのお座敷の向かって右奥。PVで食べてるのは特注の『クリームあんみつ』だそうな。もったいぶってもしょうがないので、さっそく写真に行きますよ。お昼時だったのでついでに釜飯なんかも頼んでます。

　これが噂のロケで食べたのとおなじ『クリームあんみつ』。ノーマルメニューのクリームあんみつ（850円）をベースに、裏メニューの“白玉2ヶ増し”（＋80円）をすると、PVで食べているのと同じ、特注バージョンのクリームあんみつになります。すんごく細かい豆知識ですが、通常はこしあんですが、言えばつぶあんに変えてくれます（これまた裏メニュー）。

　PVの4:07秒のシーン。うーん、本当に同じだ。お盆まで同じ。

　イトー的には、紀の善の甘味の美点は、さっぱりした甘みのあんこと、やっぱり白玉（夏場限定）ですね。僕が白玉好きだからかもしれませんが。あんこを練ったり白玉つくったりは、ちゃんとお店でやってるという職人肌なところも好きです。

　お約束、ということでほかのお客さんの邪魔にならないように注意しながら、PVと似たような角度で撮るとこんな感じ。パチリ。

　障子が閉じてたり、三味線はなかったりしますが、紛れもなく同じ場所。三味線はお店のものではなく、ロケの際の持ち込みだったそうです。

　ではついでにいっしょに頼んだメニュー紹介もいってみましょう。

　これは一緒に頼んだ『えび釜飯』（1200円）。甘味処ですが、こんな感じでいくつかお食事メニューもあります。結構お腹がふくれます。見た目よりよく食べる僕ですが、釜飯とあんみつでお腹いっぱい！というレベルの量。

　こちらはイトーの一番のオススメ。グリーンの鮮やかな発色が美しい名物『抹茶ババロア』（850円）。この鮮やかな抹茶色を発色させるのが職人技なんだとか。もちろん、着色料的なものは不使用。ワザですね。ババロア自体はほとんど甘みがなく、抹茶のほのかな苦みを濃厚なクリーム（甘さ超控えめ）と手作りのあんでいただくというもの。これはハマります。

　冒頭に書いた夏なら食べておくべき！っていうかき氷は左。これは同行者が頼んだ『あんずかき氷』ですが、個人的には850円の『氷宇治金時』（＋白玉追加）が気に入ってます。
　なお、あんみつ類なら、お持ち帰り用のパックもあり（右）。白玉とかき氷は夏シーズンだけなので、靖国神社の“みたままつり”（7/13-7/16）や“神楽坂まつり”（7/24-7/27）に来たついでに、というのも良いかもしれません。

　いやー、それにしても近所のお店が歌詞に出てくるっていうのは不思議なものですね。『他の星から』のあの場所・あのメニューを体験してみたい！という人は、

・人数多め（5-6人）で来店
・注文は「『クリームあんみつ』＋白玉2ヶ追加」

を試してみるといいんじゃないでしょうか。
あ、もちろん1人1品はマナーとして注文するのをお忘れなく。お店もご商売ですからね。