第4世代コアiを長く遊び倒すためのマザー『GA-Z87X-UD5H』

『GA-Z87X-UD5H』
●GIGABYTE（関連サイト）
実売価格 2万9000円前後

 CHECK POINT
“K”付きCPUを使うならコレ
“K付きCPU”のOCならZ87一択。18金メッキはCPUソケットでCPUの着脱を繰り返しても接触不良のリスクは低い。

高耐久の黒いコンデンサー採用
国産の黒い固体電解コンデンサーに統一。105℃環境でも1万時間（普及品の2倍程度）以上稼動する超高耐久タイプだ。

UEFI DualBIOSTMにも注目
フルHD解像度を利用して情報量を極限まで上げたUEFI DualBIOS^TM。設定画面のトップがOC設定なのも◎だ。

 

↑BIOS設定画面の情報量の多さは他社製マザーを圧倒。この1画面でCPUのクロックから温度、ファン回転速度まで確認できる。自分用のメニューを作成。

↑お手軽OCツール『Easy Tune（ Intel 8 Series）』。自動OCでは、Core i7-4770Kの場合で1クリックで最大4.5GHzまで上がった（簡易水冷使用時）。

↑コンデンサーは105℃の温度で1万時間稼動可能という超高耐久タイプに統一。LANは2系統とも省電力性能を高めたインテル製の最新ギガビットLANだ。

 

第4世代コアiを長く遊び倒すためのマザー
　第4世代コアiマザーで長く使えるマシンを組むなら、OCやマルチGPUなどの機能で遊び倒せる『Z87チップセット』を採用したマザーを選ぶのが最適。中でも注目なのが、ギガバイトの高耐久マザーの頂点に位置する『GA-Z87X-UD5H』だ。
同社のマザーといえば大電流の安定供給を確保する2オンス銅板が有名だが、本製品では日本ケミコン製の超高耐久コンデンサーを採用することでさらに耐久性を向上させた。激しいOCはもとより、毎日ゲームをするような過酷な状況下でも安心して使えるだろう。
　また、10基のSATA3と2系統のインテル製最新ギガビットLANもあるので、高性能ファイルサーバー的な使い方も可能だ。最大14基使えるUSBは10基が3.0で、背面のポートはすべて3.0に統一されているなど、新チップセットの旨味をしっかり引き出している。
　加えて画面を開いた瞬間にCPUクロックから温度などの詳細な情報が一望できるUEFI DualBIOSTM設定画面『ダッシュ・ボード』にも注目。情報量が多いので、OC時にメニューを右往左往することもない。さらにウィンドウズ上で動作するOCツールも必見だ。リテールクーラーでも１クリックでOCしたり、逆に800MHz固定の超省エネモードにしたりとTPOに合わせたOC設定を選ぶだけでよいのも時間がない人には嬉しい。万が一トラブルが起きてもサブのUEFIが自動で修復してくれるので安心だ。
　価格が2万円終盤とやや高めだが、ハイスペックなマシンを長く使いたい人には選んで損のないマザーボードだ。

 

SPEC
フォームファクター ATX
チップセット Intel Z87
対応ソケット LGA1150
メモリースロット 4 本（最大32GB）
対応メモリー規格 DDR3（PC1600、PC1300）
対応メモリー規格 PC24000/23400/12800/10600 DDR3（3000/2933/1600/1333MHz）
搭載インターフェース DVI-I×1、HDMI×2、DisplayPort×1、USB3.0×10、SATA3×10、ギガビットLAN×2
サウンド Realtek ALC898
拡張スロット PCI-Express ×16（×16動作1 、×8動作1、×4動作1、Gen3）、PCI-Express ×1（3、Gen3）、PCI（1）
サイズ　 305（W）×244（D）mm

提供：日本ギガバイト