SEIYUがDeNAとタッグ。佐々木健介、北斗晶夫妻でも簡単に買えた

2013年06月27日 18時30分更新

　日用品と食料品のネット通販サイト“SEIYUドットコム”が、DeNAと組んでインターフェースを一新し、グランドオープンした。“DeNA ID”ともポイントを共通化する。

　これまでSEIYUドットコムでは、オンラインで注文を受けた品を17都道府県109店舗のリアルスーパーの西友から配送していた。配送地域に制限があったため、今回、新たに配送センターを設け、全国への配送に対応した。サイト内では買い物かごは共通で、ユーザーからは配送元がどちらかは意識することなく買い物ができる。ただし購入した製品にスーパーと配送センターの商品が共存していた場合、現時点では配送は2つの便に分かれてしまう。配送料は一回の注文時の配送料が適用される。

　宅配時間は“ネットスーパー便”で、午後3時まで注文で当日配送に対応。注文した日の3日後までの午前10時から午後10時までの6つの時間帯で指定が可能だ。“配送センター便”はいまは時間帯指定はできないが、7月下旬より配送日指定のサービスを開始予定だ。

　入会費と年会費は無料。送料は315円、5000円以上の購入で送料が無料になる。10月31日まではオープニングキャンペーンで210円となる。

　特徴は“いつ来ても低価格”、“豊富な品揃え”、“抜群のお買い物体験”の3つ。西友の低価格戦略をネット通販でも適用、価格表示も店頭のパネルを意識したようなデザインで表示される。取扱商品は最大2万4000品目、配送センターのみで1万4000品目。2013年末までに3万5000品目、今後3年間で10万品目を目指す。

　食品と日用品の買い物に適した“リアルのスーパー”を意識したユーザーインターフェースを実装。サジェストを使ったカテゴリー検索機能に加え、買い物メモをもってスーパーに行くような感覚で、5つのキーワードを同時に検索できる機能も実装する。

　会見にはおしどり夫婦で知られる佐々木健介、北斗晶夫妻が登場。実際に西友ドットコムを体験した感想は、「苦手なのに、直感的にできた。スーパー行ってからあったかな、ないかなと思い出せないときがある。家の中から確認ができちゃうから、すごく便利だなと思った。レジに行って買い過ぎちゃったもなく、金額もわかる」とカンタンさやネットショッピングの魅力をアピールしていた。