サムスンは6月20日、ロンドンにて新しいWindows8タブレット2機種を発表した。
■ATIV Q
ATIV Qは第4世代Coreプロセッサーを採用したWindows8タブレット。モードを切り替えることで、Android Appsを動かせるのが大きな特徴。AndroidはJellybean 4.2.2。Google Playにアクセスしてアプリを利用できるのはもちろん、Windows8とフォルダーを共有したり、ファイルを転送したりできるという。
キーボードを備え、ディスプレー部が2軸で可倒する。ディスプレーは、手前に向けてノートPC的に使うことはもちろん、反対側に向けたり、フラットにしてタブレットとしても利用可能。ちなみにサイズは13.3インチ、解像度は3200×1800ドットで、275dpiと超高解像度を誇る。
キーボードをよく見ると、いわゆるトラックポイント的なポインティングスティックが。あとはWindowsキーがある、ごく一般的なPC向けキーボードのようだ。Androidのモードに切り替えるための専用ボタンなどは、写真を見る限り、本体のフチなども含め見当たらない。
GALAXYシリーズでおなじみ、S-Penが付属し、ペン操作にも対応。もちろん本体内に収納可能だ。
ATIV Q
●おもなスペック
CPU:Intel Core i5
OS:Windows8
メモリー:4GB DDR3L
ストレージ:128GB SSD
ディスプレー:13.3インチ(3200×1800ドット、275dpi)
グラフィック:Intel HD Graphics 4400
カメラ:720p HD
バッテリー駆動時間:9時間
サイズ/重量:327(W)×217.8(D)×13.9(H)mm/1.29kg
インターフェース:USB3.0、USB2.0、HDMI、microSDスロットなど
■ATIV Tab 3
ATIV Tab 3はAtomを採用した10.1インチ(1366×768ドット、155dpi)のWindows8タブレット。
ATIV Tab 3もS-Penに対応。Windowsボタンは、少し出っ張って押しやすくなっている模様。
ATIV Tab 3
●おもなスペック
CPU:Atom Z2760
OS:Windows8
メモリー:2GB LPDDR2
ストレージ:64GB eMMC
ディスプレー:10.1インチ(1366×768ドット、155dpi)
グラフィック:Shared
カメラ:720p HD
バッテリー駆動時間:10時間
サイズ/重量:不明/550g
インターフェース:microUSB2.0、microHDMI、microSDスロットなど
両製品ともに、発売日や価格、日本での発売があるかといった詳細は現時点で不明だ。
■関連サイト
Samsung(ニュースリリース)
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