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11acにTegra4、2560×1600ドットIPS液晶のREGZA Tablet爆誕

2013年06月17日 12時00分更新

REGZA Tablet AT703/58J

東芝(関連サイト)
●予想実売価格9万円前後(6月下旬発売予定)

REGZA Tablet
REGZA Tablet
REGZA Tablet
REGZA Tablet
REGZA Tablet
REGZA Tablet

 東芝がNVIDIAの最新SoC(System on a Chip)『Tegra4』(最大1.8GHz)を採用した10.1インチのAndrid4.2タブレットを発表。タッチ液晶は視野角や発色に優れるIPSを採用し、2560×1600ドットとWQHD(2560×1400ドット)よりも精細な超高解像度を実現した。

 電磁誘導式のデジタイザーペンが付属し、液晶にはそのペン先と適度な抵抗感が生まれる光沢フィルムを採用し、同社いわく「紙のような書き心地」を追求。試作機に入っていた手書きノートアプリ『TruNote』で試したところ、確かに従来のタブレットと比べてうっすらざらついた心地の良い書き味。ペン先とポインターのずれも体感で少なく、筆跡も相当急いだ走り書きじゃなければ十分反応してくれる。これはデジタイザーのスキャンレートを独自ノウハウで高速化したため、筆跡の遅延を抑えているという。

REGZA Tablet

 また、こだわっているのはディスプレーだけではなく、無線LANは802.11ac(ドラフト)に対応し、背面カメラは約800万画素の裏面照射型センサーを採用している。スピーカーに高音質なherman/kardonを搭載するのは、同社ならではのアプローチだ。

REGZA Tablet
REGZA Tablet

 AT703はタブレット本体をクラムシェルのように使える、カバー付きBluetoothキーボード(JIS準拠87キー)が付属するのも特徴。タブレット本体のみの重量は約671g、キーボード込みでは約1.2kgとなる。バッテリー駆動時間は約9.5時間。

■おもなスペック
ディスプレー:10.1インチ(2560×1600ドット)IPS
CPU:NVIDIA Tegra4(4+1コア、最大1.8GHz)
メモリー:2GB
ストレージ:32GBフラッシュメモリー
通信:802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
インタフェース:マイクロUSB、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMIほか
ウェブカメラ:【前面】約120万画素、【背面】約800万画素
バッテリー駆動時間:約9.5時間
OS:Android4.2
サイズ/重量:約260.7(W)×178.9(D)×10.5(H)mm/約671g(本体のみ)

REGZA Tablet AT503/58J
●予想実売価格5万円前後(6月下旬発売予定)

REGZA Tablet
REGZA Tablet

 下位モデルの10.1インチ液晶(1280×800ドット)搭載タブレット『REGZA Tablet AT503/58J』は、ストレージは32GBフラッシュメモリーとAT703と同様だがCPUがNVIDIAの旧世代モバイル向けプロセッサーとなるTegra3(最大1.3GHz)を採用。メモリーが1GBとAT703から半減し、無線LANも802.11a/b/g/nまでで、スピーカーはふつうのステレオスピーカーとなる。しかし、バッテリー駆動時間は約11.5時間と長く、重量約600gと軽量で、厚さは10.3ミリとAT703よりも0.2ミリ薄い。なお、デジタイザーペンやキーボードは付属しない。

■おもなスペック
ディスプレー:10.1インチ(1280×800ドット)
CPU:NVIDIA Tegra3(4+1コア、最大1.3GHz)
メモリー:1GB
ストレージ:32GBフラッシュメモリー
通信:802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
インタフェース:マイクロUSB、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMIほか
ウェブカメラ:【前面】約120万画素、【背面】約300万画素
バッテリー駆動時間:約11.5時間
OS:Android4.2
サイズ/重量:約260.7(W)×178.9(D)×10.3(H)mm/約600g(本体のみ)

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