SIMロックフリー端末として日本通信から発売されたモバイルWiFiルーター『b-mobile4G WiFi3』が、ドコモのSIMロックがかかっていたという理由で出荷停止しました。下記が本日日本通信から発表されたニュースリリース原文です。
報道関係者様 各位
本日、以下の開示を行いました。
WiFi3出荷停止、本来あり得ない理由で
日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、b-mobile4G WiFi3を本日発売としてご案内していましたが、SIMロックが掛かっていることが判明したため、出荷を停止しました。
当社は、携帯事業者のSIMロックに対して、これは利用者を不当に縛るものとして反対し、SIMロック解除を一貫して推進してきました。従って、 当社がこれまでに発売している製品は、全てSIMロックフリーとなっており、お客様が端末は端末として、SIMはSIMとして好きなものを選んで使える世 界をご提供してきています。
しかしながら、本日発売予定だったWiFi3には、当社の意に反し、ドコモのSIMロックが掛かっていることがメーカーから本日報告されました。各 メーカーは、これまで携帯事業者向けに、携帯事業者の意向のもとSIMロックをかけてきていることから、当社のメーカーもその流れに則ってきた結果です。
当社はSIMロック解除推進こそが、利用者が携帯事業者に縛られない自由な世界に繋がると確信しています。現にSIMロック解除推進により新規参入 としてMVNOは345事業者※1まで急拡大し、メーカーが携帯事業者に頼らずに製品をお客様に届けられる時代になっています。このような中、出荷停止は 短期的には業績への影響は出る可能性がなくはないほどの決定ですが、その推進役である当社がSIMロックが掛かってしまっている製品を出荷することはでき ないのです。日本通信には理念を貫く使命があるからです。
↑6月14日16時57分時点では、まだ日本通信のサイトで『b-mobile4G WiFi3』の製品情報が掲載されている。
現在日本通信に詳細を取材しており、コメントを得られ次第続報を掲載します。
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