Windows Phoneはタイル上のフラットUI
6月10日から始まるWWDC 2013では、ジョナサン・アイブが陣頭指揮をとって開発されたiOS7がお披露目される予定です。次期iPhoneと噂されている5Sは、ボディーデザインなどは5とほぼ同じと言われているので、目玉がiOS 7になるのは間違いないでしょう。
ジョナサン・アイブは、テクスチャーや写実的なインターフェースを排除すると言われていますが、そもそもフラットUIとはどのようなものなのでしょうか。
実は、米マイクロソフト社が開発しているWIndows PhoneやWindows 8もフラットUIの一種と言われています。ここでは、Windows Phoneのインターフェースを見ながら、フラットUIとはどういうものなのかを紹介していきます。
ホーム画面
Windows Phoneは、タイル式のフラットな画面デザインを基調としています。また、画面の下方には左から、「戻る」「スタート」「検索」の3つのボタンを必ず備えるのが特徴的です。
「戻る」ボタンを長押しすることで、現在起動中のアプリの画面の一覧が表示されます。画面を左右にフリックして目的アプリを選び、そのアプリをタップすれば、直ちに画面を切り替え可能です。
音声操作
「スタート」ボタンを長押しすると、音声による操作画面が表示されます。相手を指定して電話をかけられるのはもちろん、アプリの名前を音声で指定して起動することも可能です。
検索機能
「検索」ボタンは、「bing」の検索画面を開きます。ウェブブラウザーとは別にウェブ検索機能がいつでもワンボタンで呼び出せるのは便利でしょう。bingでは、日替わりの写真やまめ知識も提供してくれます。
スタート画面
スタート画面のタイルには、画面からはみ出しています。それはその方向にタイルが続いていることを示していて、画面をフリックすればスクロールしてすべてのタイルを表示できます。レイアウトの底には右矢印があり、タップすればアプリ一覧が表示されるようになっています。
タイル
スタート画面に登録されているタイルも、長押しすることで操作できます。タイルの右上角に表示されるボタンをタップすれば、スタート画面から削除可能です。また、右下のボタンをタップすればタイルの大きさを変更(この場合は拡張)できます。
画面インターフェース
文字の大きさやスタイル、配置を工夫することで機能を表現しています。スイッチなどのコントロール類のデザインも、写実的ではなく非常にシンプルです。
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