クラムシェル型ノートの究極を目指したパソコン
僕らのライフスタイルは今、テレビやパソコン、スマホ、タブレットといった複数のスクリーンに囲まれて成立していると言ってもいい。しかし、そんななかでも家庭で使うときのパソコンは、フットプリントのコンパクト性や収納性のよさから、15インチクラスのノートパソコンがスタンダードとして愛されてきた。『VAIO Fit 15』は、新しい世代の定番パソコンとしてこのカテゴリーのイメージを一新する製品だ。とにかく家の中で使う限り、文句のつけどころのないという究極の定番を目指している。15.5インチのスクリーンは、タッチに対応しながらも22.5ミリという薄さ。クッキリとしたヘアライン仕上げで高級感のある外装。そして、着色が難しい素材ながらも3色のバリエーションが提供されている。クラムシェル型といわれるこうした形状のノートパソコンは、タッチしようとスクリーンに触れると、向こう側に押されて不安定になりがちだが、ヒンジ構造板の工夫で安定したタッチ操作が可能だ。加えて、従来機よりも20%広くなったタッチパッドにより、多くの作業ではマウスの必要性を感じないかもしれない。
新しいオフィスでは、エクセルのようなビジネス色の強いアプリでも“タッチモード”がサポートされ、リボンのコマンド間隔を広げることでタッチ操作をしやすくしている。広大なシートをあちこちスクロールしたり、シート全体を拡大縮小したり、特定のセルを選択して数値を入力する作業では、タッチ操作は直感的でわかりやすい。シートを見せて説明する場面でも、タッチしながらのほうが意図が伝わりやすいはずだ。
パワーポイントでのプレゼン作成も図形の位置決めなどをタッチで直感的に操作。家族といっしょに旅行写真をスライドショーにするような作業も楽しくできる。タッチで操作できるようになったことで仕事以外にもこれまでにはなかった新しい使い道が見つかりそうだ。
薄さ22.5ミリのスタイリッシュなノート |
15.5インチのノートながら、22.5ミリの薄さでヘアライン仕上げの高級感ある本体。 |
大きくて使いやすいタッチパッド |
2本指操作も快適な広々としたタッチパッド。パームレストにはアルミ素材を使用。 |
3つの入力方法を適材適所で使い分け
ウェブサイトのリンクをクリックしたり、スクロールするときなどもタッチ操作のほうがカジュアルにできる。そして、ちょっと細かい作業が必要ならタッチパッドに指を添え、文字入力が必要ならばキーボードを叩く。新しい世代のクラムシェル型ノートに求められる条件は、こうして異なる入力方法をシームレスに使い分けられることであり、VAIO Fitはまさにそれに応えて生活にフィットするパソコンだ。
さらに、一般的なWXGA(1366×768ドット)よりも約2倍の情報量を表示でき、写真なども高精細に閲覧できるフルHD(1920×1080ドット)の画面も大きなポイントだ。NFCに対応しているというのもうれしい。たとえば、Xperia Zで見ていたウェブを大きな画面で見たい場合には、VAIO Fit15にタッチする。それだけでアドレスをVAIOに送れるのだ。ちなみに、NFCは近距離無線通信技術の国際標準で、ソニーとフィリップスが共同開発したもの。最新のスマホの多くがこの規格に対応している。このように新しい技術によって、クラウド経由のみならず、まるでスクリーンどうしが対話するかのような環境が実現しつつある。
ディスプレーがぐらつかない安定したヒンジ構造 |
長めの天板で、開いた際に床面に接地することでパネルが安定するしくみ。 |
スマホをNFCセンサーにタッチ |
タッチパッド内にNFCデバイスを装備。NFC対応スマホをそのままかざすだけ。 |
NFC対応でスマホとPCの相性がさらにアップ! |
スマホで開いたウェブページ。狭い画面で見づらいときは、ワンタッチでPCへURLを転送しよう。 |
スマホのウェブページが瞬時にPCに転送 |
Xperiaで表示しているページのURLをVAIOに転送。ブラウザーが起動し、ページを自動で開いてくれる。 |
デジタル生活の中心になるウィンドウズパソコン
デジタル生活の中心に据えたいのは、やっぱりフルスペックのパソコン。薄型で場所も取らない『VAIO Fit 15』は、サッと使えるスマホやタブレットともクラウドで連携。NFCにも対応し、さらに便利に情報共有できる。 |
図形の移動もタッチ操作で |
図形の位置決めもタッチで操作。マウスで操作するよりはるかに直感的で早い。 |
画面に直接触れて拡大・縮小 |
任意の箇所に直接触れられるので、意図したとおりにストレスを感じずに操作できる。 |
タッチ対応オフィスとも好相性
マウスモード |
タッチモード |
2種類のモードの切り替えで、タッチもマウスも快適に操作できる。 |
文字の入力は快適なキーボードで |
文字入力の効率性では圧倒的に優位なキーボード。タッチ操作との併用により、オフィスなど文書の作成を快適にこなすには欠かせない。 |
ソニー担当ナビゲーター
杉本有美
1989年生まれ。大阪府出身。ティーンズ雑誌の専属モデルを経て、2006年“三愛イメージガール”に抜擢。以降グラビアで注目を集め、『科捜研の女』(テレビ朝日系)、『クレオパトラな女たち』(日本テレビ系)ほかドラマ、舞台など女優として活躍。5月27日に最新写真集が発売。
■関連サイト
●VAIO Fit 15
●Microsoft Office 2013
●杉本有美オフィシャルブログ
撮影 池田亨昭 ヘアメイク 村上ゆう スタイリスト 渡邊とも子
衣装協力 GRL
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