週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

MacBook AirがIGZOを搭載!? Apple噂まとめ(5/12〜5/19)|Mac

2013年05月19日 16時00分更新

 国内外の噂系サイト・ニュースサイトで5月12日から19日までに出回った内容をまとめました。シャープ(株)が、MacBookシリーズの11/13/15インチのそのまま使えそうなIGZO仕様の液晶パネルの製造を開始するなど、噂よりも事実にグっときた1週間でした。

 肝心の噂はこれまでに比べると少し減りました。Google I/O関連のニュースで埋め尽くされたからなのか、WWDC開幕まで1カ月を切って確度の低い噂を流せなくなったのか。いずれにしても6月10日が待ち遠しいところです。

5/13
EMSOne(外部サイト)によると、台湾フォックスコン社の業績が回復したとのこと。2013年4月の営業収益は2917億5800万TNドル(約9920億円)で前年同月比5.08%のマイナスであるものの前月比で12.05%増加しており、市場の予想を大幅に上回りました。台湾の新聞「経済日報」によると、市場関係者の分析としてiPhoneの在庫調整が一段落したことを示すものだと見ているようです。なお、iPhone5Sは7月から組み立てが始まるそうです。ちなみにここでいう「営業収益」とは、金額から察するに営業利益のことではなく売上高のことでしょう。

5/13
ソフトバンクテレコム(株)(外部サイト)によると、同社はJR東日本に対して7000台のiPad miniを納品したとのこと。運転士や車掌に配布され、事故発生時の迅速な対応などサービスの向上を目指すとのこと。さらにマニュアルの電子化も進められるそうです。すでに運用が始まっている全日空と同じ流れですね。

5/13
DigiTimes(外部サイト)によると、サプライチェーンの話として米インテル社の新CPU「Haswell」を搭載したノートマシンが世界各国で間もなく発売されるだろうと伝えています。国内ではややフライング気味にNEC(日本電気(株))が、第4世代インテルCoreプロセッサーファミリー搭載予定として、LaVie Lシリーズなどを発表済みです(外部サイト)。発売は5月16日より順次ということですが、インテルがHaswellを正式発表していないので、それまではおあずけのようです。

CPUも注目なのですが、このLavie Lシリーズは、Wi-Fi機能としてIEEE802.11ac(ドラフト仕様)に対応しています。6月にリリースされる見込みのMacBookシリーズは、確実にac対応を果たすことでしょう。さらに、各携帯キャリアの夏モデルのスマホでもac対応のものが増えているので、9月にリリースされる見込みのiPhone5Sもac対応となるはずです。

5/14
EMSOne(外部サイト)によると、台湾の液晶パネルメーカーでAppleが主要顧客となっている最大手のTPK社は前月比2.9%減の153億1100万NTドル(約520億円)、同社傘下のガラス一体型のOGS(One Glass Solution)供給のカンド社は同1%減の10億8200万NTドル(36.7億円)の営業収益だったそうです。アップルが主要顧客ではない同業メーカーの業績が伸びていることから、明暗がハッキリと分かれたようです。

5/14
Apple Bitch(外部サイト)によると、AppleはiWordのエンジニアを募集中とのこと。職種は「SW QA iWork」で、iWorkのソフトウェア品質保証のための人員のようです。バグの発見やリポートなどが主な仕事なので、重要なポジションではないですね。とはいえ、新規募集ということは新しいバージョンが登場するということなのかもしれません。

5/14
PhoneArena(外部サイト)によると、Jefferies & Co.のアナリストであるPeter Misek氏が、iPhone5Sの発売が9月になることを報告したそうです。400社以上のサプライヤーの調査でわかったとのこと。5Sは、5からデザインの大幅な変更はないそうですが、CPUがより高速になり、カメラが高画素化するそうです。

廉価版iPhoneについては、iPhone5Sと同じサイズの4インチ液晶を採用するが、異なる部品になるとのこと。この廉価版は、チャイナ・モバイルなどが取り扱うそうです。400社以上のサプライヤーの部品の製造・出荷時期などを調べ上げているとしたら、この噂の確度は高いですね。iPhone4とiPhone4Sの最も大きな差はSiriが使えるかどうかでしたが、5と5Sではどういった差別化が図られるのでしょうか。

5/14
シャープ(株)(外部サイト)が、6月から自社の亀山工場でノートマシン用のIGZO液晶パネルを製造することを発表しました。11.6型が2560×1440ドット(253ppi)/13.3型が2560×1440ドット(221ppi)/14.0型が3200×1800ドット(262ppi)/15.6型が3200×1800ドット(235ppi)——になるとのこと。13インチモデルについてはすでに量産中だそうです。このスペック、11/13/15インチのMacBookシリーズの画面サイズになんだか合っているような、いないような。 MacBook AirのRetina化、もしくはMacBook Pro Retinaの11インチモデルの登場があるのかも。

5/14
TechNews(外部サイト)によると、iPhone5Sのホームボタンは、指紋センサーを内蔵し、静電容量方式のタッチセンサータイプになるそうです。センサーを保護するために、ボタン表面はサファイヤクリスタルで覆われるとのこと。

5/16
9to5Mac(外部サイト)によると、Appleは開発者向けにOS X 10.8.4をリリースしたそうです。ビルド番号は12E52です。フォーカスエリアは従来同様、Wi-Fi、グラフィックドライバー、Safariです。まもなく新機種が出るという証でしょう。

5/16
MobiLeaks(外部サイト)というサイトが、iPad miniの想定スペックとレンダリング画像を公開しています。同サイトによるとスペックは、7.9インチRetinaディスプレイ(2048 ×1536ドット/324ppi)/Apple A6Xプロセッサー/800万画素のリアカメラ/200万画素のフロントカメラで、ストレージ容量は16/32/64GBが用意されるとのこと。Retina搭載によるバッテリーの大容量化の影響か、厚みは現行モデルの7.2mmか0.3mm増えて7.5mmとなるそうです。0.3mmでバッテリー容量はどれほどアップするのでしょうか。やっぱり、IGZO液晶なのかなぁ。

5/16
DigiTimes(外部サイト)によると、台湾のサファイア基板メーカーであるテラ・クリスタル社がAppleになんらかのサンプルを送ったとのこと。iPhone5では内蔵カメラのレンズにサファイアクリスタルを使っていましたが、iPhone5Sでは指紋認証機能を搭載したホームボタンにも採用すると言われていますので、その検証のためでしょうか。

5/16
DigiTime(外部サイト)によると、次期Nexus 7には(株)ジャパンディスプレイのLTPS TFTパネルが採用されるそうです。このパネルの解像度は1920×1200ドット。新Nexus 7は7月に販売されるとのことで、価格は従来モデルと同じになるそうです。円安なので国内での価格は値上がりするもしれませんね。ジャパンディスプレイは、iOSデバイスの液晶パネルも製造しているとの噂なので気になるところです。解像度足りてませんが、これがiPad miniのRetinaモデルに搭載されるのかも?

5/17
BGR(外部サイト)によると、iPhone5Sのパーツがまた流出したとのこと。今回のパーツは、スピーカーブラケット/イヤホン用ブラケット/バイブ用モーター/Wi-Fi用フレキシブルケーブル/SIMカードトレー——となっています。SIMカードトレーに、ゴールドっぽいものと、グレーっぽいものの2種類が用意されていることから、iPhone5Sにはホワイト/ブラック以外のカラーバリエーションがあるのでは? と勘ぐりたくなりますね。

5/17
MacRumors(外部サイト)によると、AppleはApple Storeの旗艦店の1つであるサンフランシスコ店の引っ越しを予定しているとサンフランシスコ・クロニクル紙が報じているそうです。引っ越し先はユニオンスクエアの一角。床面積が従来の145%になり、スタッフの人数も50人増えて400人になるそうです。前々から思っていたのですが、Apple Storeって店員の数が多すぎる気がするんですが、顧客満足度を上げるには必要な人数なんでしょうかね。Apple Store銀座店はいつも言っても盛況なんですが、スタッフの数もいつも盛況なんですよね。

5/17
米ベルキン社(外部サイト)は6月1日、Thunderbolt接続の拡張ボックス「Thunderbolt Express Dock」を発売することを発表しました。ようやくのリリースです。USB 3.0×3基のほか、FireWire 800/ギガビットイーサ/ヘッドホン出力/マイク入力/Thunderboltを各1基備える待望の仕様です。価格はオープンプライスなんですが、米国価格は299.99ドルなので3万円強になるかと思われます。国内でも6月1日とのことですが、現時点ではどこで買えるのかさっぱりわかりません。

5/17
Apple Insider(外部サイト)によると、米国内の量販店やAmazonなどでMacBook Airの在庫が少なくなってきているとのこと。記事によると、13インチのMacBook Air 1.8GHzモデルが売り切れていることから、米インテル社の新CPU「Haswell」を搭載した新MacBook Airに向けた在庫調整かという憶測が流れています。

Haswellとは言ってませんが、すでにNEC(日本電気(株))がHaswell搭載をうたったうたったノートマシンを発表するなど、今後各社から同CPUを搭載したマシンが数多く出ることでしょう。WWDCは開発者のイベントなので、基調講演では新マシンには触れずに、その前後にさらっとリリースという可能性もあります。MacBookシリーズがIEEE802.11ac対応を果たしたら、これまた同規格対応のAirMacシリーズがさらにさらっとリリースされるはずです。

5/17
The Verge(外部サイト)によると、「iRadio」の発表はWWDC2013には間に合わない可能性があるとのこと。ソニ-・ミュージックとの交渉難航が原因であるとされています。記事によると、まったく新しいサービスとして1から交渉しているからとしてますが、ソニー・ミュージックの言い分が書かれてないので真相はいまひとつわかりませんね。金で解決できることのようですが……。

5/17
The Atlantic(外部サイト)によると、米インテル社の前CEOであるポール・オッテリーニ氏が、初代iPhoneに自社のプロセッサーを供給するという可能性があったと、インタビューの中で述べているそうです。Appleが提示した調達価格がインテルの製造コストを下回っていたため交渉は不調に終わったそうですが、出荷台数が当時の予想の100倍にもなったと語っています。おそらくAtomプロセッサーのことかと思います。まあでもiPhoneの成功があったからこそ、ARMアーキテクチャーがここまで躍進したので、業界的にはインテル独占とはならずによかったんじゃないでしょうか。

5/17
DigiTimes(外部サイト)によると、台湾のサプライチェーンの話として次期iPad miniには、シャープ(株)や韓国LGディスプレイ社の液晶モニターが使われるとのことで、すでにサンプルが出荷されているそうです。すでに技術的にオッケーな状態にはなっているのでしょうが、iPad miniの高い原価率をどうにかしないと、売れれば売れるだけ通常のiPadの市場を侵食して利益率を落とし、結果的に減益というシナリオが容易に想像できます。Kindle Fire HDやNexus 7のライバルをあえて無視した価格設定も必要かと思います。モノが違うんですから。

5/18
Apple Insider(外部サイト)によると、AppleはiOSデバイスなどを外部ストロボとして使う特許を出願しているそうです。複数のデバイスをWi-FiやBluetooth経由で制御して、位置情報などを踏まえて光量やタイミングなどを調整可能とのこと。これが搭載されると素人でもプロ並みのライティングが実現できるかもしれませんね。イベントなどで数万人が同時発光とかすると、なんかすごいことが起きるかも。まあ1台で制御できるのは、せいぜい2〜3台のデバイスだと思われますが。

5/18
CNET(外部サイト)によると、「iRadio」は音楽レーベルとの交渉が難航しているそうです。iRadioとは、アップルがWWDCで発表し、今夏のサービスインを予定しているの音楽ストリーミングサービスのことです。難航している相手はソニ−・ミュージックで、ネックになっているのはユーザーが最後まで聴かずにスキップした楽曲に対して支払う金額のようです。ユニバーサル・ミュージックとは合意済みで、ワーナ−・ミュージックとは合意間近と伝えられています。誰の権利をどこまで守るのか、難しいところですね。

【MacPeopleデジタル版をNewsstandでも配信中!】

Newsstand 電子雑誌をダウンロード

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう