トレンドマイクロは5月15日に行なった戦略発表会にて、スマホ向けのバックアップアプリ『トレンドマイクロ セーフバックアップ』の販売開始を発表した。
『トレンドマイクロ セーフバックアップ』
↑バックアップしたいデータを選べるのが特徴。連絡先、カレンダー、写真、音楽などの項目がある。
↑項目を選んで、ボタンをタップするだけでバックアップ。保存したデータの復旧も簡単だ。
6GBまでデータのバックアップが可能。価格は月額版170円、1年版1890円、2年版3570円。また、1GBが上限の無料版もある。5月15日よりGoogle Playでダウンロード販売を開始し、5月16日よりトレンドマイクロ・オンラインショップで販売を開始する。
また、既存の『ウイルスバスター モバイル』と『トレンドマイクロ バッテリーエイド』のバージョンアップを発表した。
『ウイルスバスター モバイル』
↑『セーフバックアップ』と連携して、写真などをバックアップする機能が追加。
『トレンドマイクロ バッテリーエイド』
↑ネットワーク接続のオンとオフを自動的に調整して、バッテリーを長持ちさせる“おまかせeco設定”が追加。
『トレンドマイクロ セーフバックアップ』
発売日:5月15日(トレンドマイクロ・オンラインショップでは5月16日より)
価格:月額版170円、1年版1890円、2年版3570円
『ウイルスバスター モバイル』
発売日:5月16日
価格:1年版2980円、2年版5480円
『トレンドマイクロ バッテリーエイド』
発売日:5月16日
価格:1年版630円、2年版1050円
※『ウイルスバスター モバイル』、『トレンドマイクロ バッテリーエイド』をダウンロード済みの場合、アップデートが可能。
上席執行役員の大場章弘氏(左)と、取締役副社長の大三川彰彦氏(右)による発表が行われた。 |
トレンドマイクロは戦略発表の場で、“デバイスプロテクション”、“データアクセス”、“ダウンロードアプリ”の、3つの“D”のセキュリティーと使い勝手を両立させる“3D戦略”を表明。『トレンドマイクロ セーフバックアップ』、『ウイルスバスター モバイル』、『トレンドマイクロ バッテリーエイド』は、それぞれ“3D戦略”に基づいた製品ということになる。
また、提供中のクラウド型アプリ評価サービス『Trend Micro Mobile App Reputation(MAR)』の強化予定も発表。『MAR』はアプリのカテゴリー分析機能の追加を予定しているほか、iOS向けの同サービスの提供を企画中とのこと。セキュリティーソフトに関しても、iOS向けの展開を企画していることを表明した。
“3D戦略”によるトレンドマイクロの今後のサービス展開が楽しみだ。
■関連サイト
トレンドマイクロ
(2013年5月15日18:50追記)初出時の戦略内容の名称に一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
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