ソニーのミラーレス一眼、『NEX-6』を使って撮影された軍艦島の特集記事を、GW期間中3回に渡ってお届けしてきました。360度のパノラマVRで作られた激レアな画像はご覧になりましたでしょうか。まだの方は、みやすくまとめを作成しましたので、この機会にぜひいかがでしょう。
軍艦島を360度 普通に行ったら絶対見られない絶景パノラマ:その1
長崎県端島。通称、軍艦島。本当の島の名前よりもその通名の方が有名かもしれない。石炭産業で栄え、ピーク時には世界一の人口密集地帯という時代もあったこの島は、1974年の炭坑の閉山とともに無人島となり、今や島全体が廃墟となっている。海上から見た島の姿が軍艦のように見えることからその名がついたと云われているが、今回撮影のためチャーターした船が夜明けとともに島に近づくにつれ、正しくその通りだと思えた。
軍艦島を360度 普通に行ったら絶対見られない絶景パノラマ:その2
今回の軍艦島ロケにて使用した360度パノラマVRという技術は、かつてQTVRやCubicVRとも呼ばれていたものだが、PCやネット回線の環境の向上で今後更に普及していくと思われる表現のひとつである。Googleストリートビューや、不動産の物件の紹介などでご覧になったことがあるかと思うが、単なる写真ではなくユーザーが好きにぐりぐり視点を動かせ、臨場感とともに芸術的な感動をつくり出すことも可能な表現だ。
軍艦島を360度 普通に行ったら絶対見られない絶景パノラマ:その3
3回目となる今回は外回りを中心に選んでみた。前回同様、画像をクリックするとパノラマが展開されるのでぐりぐり動かしながら楽しんでもらいたい。
軍艦島を360度 普通に行ったら絶対見られない絶景パノラマ:その4(NEW!)
↑台風の時など防波堤を越えた波しぶきがここまで降って来たという潮降街。 |
これまで3回に渡って、軍艦島の360度パノラマVRをご紹介したが、とても大きな反響をいただいた。普通の写真とはまた違う迫力で、臨場感を評価する声が海外からも届き、大変ありがたい。また、360度パノラマVRのアーカイブとしての価値を認めるコメントも多数いただいた。そこで、ほかのポジションでも撮影した貴重なパノラマをご覧いただくべく、連載を再開する。
軍艦島を360度 普通に行ったら絶対見られない絶景パノラマ:その5(NEW!)
今回の不定期連載を通して、360度パノラマVRをスマホやタブレット端末でご覧いただいている方も多いことがわかった。
この360度パノラマVRというのは、もともとはQuickTimeの技術でつくられていたが、その後プラグインのシェアが高いFlashの規格でブラウザー上で見られるようになった。しかし、Flashの脆弱性の問題などから、アップルやGoogleはHTML5を推奨し、360度パノラマVRは今やFlashとともにHTML5でも書き出せる仕様になってきている。
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