Haswellこと、第4世代コアiシリーズの内蔵GPU性能と、その上位に使われる新ブランドネームが明らかになりました。既報のおさらいになりますが、GT1/GT2/GT3/GT3e(eDRAM統合)のうち、GT1はIntel HD graphics、GT2はIntel HD graphics 4200/4400/4600、GT3(15W版)はIntel HD graphics 5000と、Ivy Bridgeと同様のネーミングルールで、HD graphicsの後に続く数字が大きければ大きいほど性能が高くなります。新ブランドは、GT3(28W版)のIntel Iris graphics 5100とGT3e(GT3+eDRAM)のIntel Iris Pro graphics 5200の2つ。
つまり、GT3は15W版、28W版、eDRAM搭載版と3つに分かれ、それぞれ異なるグラフィックネームが割り当てれられるということになります。うち、Irisを冠するのは2つだけというのは、インテルとしてはある性能を境に上のものにはプレミアムな価値を付けたいから、ではないかと考えられます。GT3(28W版)搭載SKUのCore i7-4558Uは従来比で2倍、GT3e搭載SKUであるCore i7-4950HQでも従来比2倍、同じくGT3e搭載SKUのCore i7-4770Rにおいては従来比の3倍近いグラフィックパフォーマンスを発揮しています。
また、性能もさることながら、Haswell内蔵GPUではDX11.1に対応したり、マザーオンボード出力で4Kが表示できたりと、機能面も豪華。超高速動画エンコード“クイック・シンク・ビデオ”もさらに高速化しているとのことなので、期待大ですね。
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インテル
2013年5月3日14:42追記:記事初出時、記事タイトルの一部に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。
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