『Photoshop Touch for phone』
作者:Adobe Systems
バージョン:1.1.0
対応OS:4.0以上
Google Play価格:450円
(バージョンと価格、対応OSは記事作成時のものです)
すでにタブレット用としてリリースされていた、本格フォトレタッチアプリの『Adobe Photoshop Touch』のスマホ版が登場。アドビのフォトレタッチアプリといえば、無料の『Adobe Photoshop Express』もラインアップされているが、本アプリのほうがより多機能&本格的で、PC並みの編集機能を搭載している。
Creative Cloudと連携 |
レタッチできるのはスマホで撮影した写真はもちろん、Creative Cloudとも連携しているので、同サービスにアップロードされている写真や画像も同期して編集可能。
日本語で解説 |
タブレット版はリリース当初英語表記だけだったが、スマホ版は日本語で表記。そのほかメニューも日本語なので、英語が苦手なユーザーも安心して使える。
編集メニュー |
画面上部の左から2番目は、“コピー”や“ペースト”、“境界線を調整”といった編集メニューが用意されている。PCのPhotoshopに近いメニュー項目だ。
明るさなど修正 |
タッチ操作で編集 |
画面上部の“調整”アイコンからは、明るさやカラーバランスなどが編集可能。各項目の調整は、スライドバーなど動かすだけ。効果もすぐに反映されるのでわかりやすい。
フィルターを使う |
フィルターは全部で36種類。モノクロやぼかしといった定番のものから、アーティスティックなモノまで用意されている。フィルターも効果の具合をチェックしながら、タッチ操作で直感的に調整できる。
スタンプで不要物を消す |
Photoshopマジックといえば、写真から不要な部分を消し去るテクが有名。本アプリでももちろん可能。まずは画面左下のツールからスタンプを選択。次にソースをタップして、消したい対象物の周辺をタッチ。
消したい部分をタッチ |
完全に消えた! |
あとは、消したいぶんをタッチしていけば、ソースを元データとして自動で消し去ってくれる。スマホでPC並みの編集機能が使えるのがイカス!!
タッチしたときに消え具合が大きかったり(逆に小さかったり)する場合は、“ブラシ”をタップして、ブラシサイズを調整すれば、効果の範囲を変更できる。
自動選択ツール |
境界線の調整 |
“自動選択ツール”を使用すれば、選択範囲の共用範囲をスライダーで調整しながらタップすれば、狙った対象物だけ選択可能。微調整は編集メニューの“境界線を調整”から行なえる。
特定部分にフィルターをかける |
効果ペイントは12種類のフィルター |
効果ペイントツールを使うと、選択した範囲だけに12種類のフィルター効果がかけられる。作例のように、特定部分以外をモノクロにするといった編集もカンタン。
キリヌキや貼り付け |
レイヤー機能も装備 |
選択した部分を切り抜いて貼り付けも可能。もちろん別の写真からコピーして貼り付けることもできる。またレイヤー機能も装備しているので、テキストを貼り付けや合成作業もしやすい。
もちろん写真のリサイズや回転といった基本的な機能も装備。450円と有料アプリとはいえ、スマホだけでこれだけの編集ができるなら納得の価格。最近はスマホも5インチクラスの大画面が増えてきているので、作業もしやすい。興味のあるユーザーは一度試してみよう!!
『Photoshop Touch for phone』
作者:Adobe Systems
バージョン:1.1.0
対応OS:4.0以上
Google Play価格:450円
(バージョンと価格、対応OSは記事作成時のものです)
※Android端末は多くの機種・バージョンがあるため、特定の機種によっては誤動作・不具合などが発生する可能性があります。必ずご使用の機種で正常に動作することをご確認ください。
中山智さんのサイト
幽玄会社中山商店
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