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新社屋の建設は順調? Appleが「マザーシップ」の情報をアップデート|Mac

2013年05月01日 18時30分更新


Apple Campus 2に関する続報

 Apple社は、米国カリフォルニア州クパチーノ市内にある自社の敷地や社屋を含めて「キャンパス」と呼んでいる。同社は2011年、現在の本拠地から約1kmほど離れた場所に、新社屋「キャンパス2」を建設することを決定。クパチーノ市および近隣住民にその計画を発表した。

 今回配布されたのはその続報で、全6ページ(実質4ページ)のリーフレットだ。
内容的には以前とそれほど変わっていないものの、添付された完成後のイメージ画像が、よりリアリティーのあるものとなっている。建設工事がこれから本格化するという報告なのだろう。

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■環境に十分配慮したエコな建物であることを強調

 3ページ目には、「キャンパス2」が極めて環境に配慮された建築物であることが列記されている。人にも自然環境にも優しい、エコな設計ですよというメッセージだ。4ページ目の近隣住民へのメッセージの内容も同様。署名はAppleのCTO(最高財務責任者)のピーター・オッペンハイマーで、これも以前の資料と同じ。

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■周辺の道路と敷地がシームレスにつながる

 5〜6ページ目は、「キャンパス2」の敷地と周辺の道路との接続に関する記述。既存の道路に沿って敷地内に歩行者専用の通路を設け、植え込みで道路と区切ることによって、歩行者の安全を確保しつつ快適なアクセス環境を実現する。Apple社員はもちろんのこと、近隣住民にも便利に使ってもらえるよう配慮されている。

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■参考資料:過去に配布されたリーフレット

 下図は、2011年に発表された資料。内容的にはさほど変わらないが、過去の資料の画像のほうが、いかにもCGという雰囲気だ。インパクトの強い円盤状のビルを指して、SF映画に出てくる宇宙船(マザーシップ)と呼ぶ者もいた。

 なおAppleは当初、「キャンパス2」の竣工を2015年に予定していた。その後建物の仕様変更などで工期が延び、2016年に完成・移転予定となっている。このマザーシップが完成したら、当地の新名所になるのは間違いないだろう。竣工の日が楽しみだ。

130501_moro_AppleCampus2
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