GoogleがAndroid向けに提供していたパーソナル・アシスト機能、Google NowがiOS端末でも利用可能になりました。
Google NowはAndroid 4.1以降搭載の端末向けに提供される機能で、ユーザーに必要な情報をタイミングよく表示してくれるというたいへん便利なものですが、正直、私(副変オッペンハイマー)はちょっと試してみただけで常用はしていないんですよね……。
iOS端末向けにはGoogle検索アプリのアップデートにより、この機能の提供が開始されております。さっそくアップデート……と言いたいところですが実は私、コレすらも入れておらず……もちろん、iPhoneでもGoogleのサービスをメインで使ってはいるのですが、謹製アプリはMapsとGmail、Chromeだけで十分と考えていたんですよ。
機能やUIはAndroid版とほぼ同じ。どの画面からもスワイプで呼び出せるという点では、Android版のほうがシステムと統合されているような気がしますが、オフっていたので私にとってはまったく変わりませんな。現状、通知センターには対応してないようです。Android版も通知バーには出ないので、そもそもそういう趣旨のものではないのですね。
どのようにアシストしてくれるのかというと、秘書機能といってもSiriなどとは異なり、まったく受け身な感じなのです。朝起きたら(というかいつでも)天気予報や交通情報などを知らせてくれ、出先などでは自宅までの帰宅法や所用時間を表示。もちろん、ナビもしてくれます。また、ニュース、スポーツの速報なども検索結果などを元にパーソナライズされたものがリアルタイムで更新されます。
これらはすべて“情報カード”として表示され、どの情報カードを使用するかはオプションで選択します。カードの種類は今後、どんどん追加されていく模様。
Gunosyなどで話題のキュレーションサービスを、より密接に個人情報と結びつけた感じでしょうか。Google Readerの終了などもおそらくGoogle Nowの展望が関係しているのでしょうね。Siriと併用した活用術など、週アスで特集してみようかしら……。
※2013年4月30日3時10分追記:Android版も一部の機種ではGoogle検索アプリのアップデートにより同機能が提供されます。なお、スワイプで呼び出せるかどうかは端末の仕様に拠ります。また、Android版は通知に対応しておりました。以上、お詫びして訂正します。
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