GWにゲームをやろう! 静音・高性能グラボS.A.Cの選び方

2013年04月26日 22時00分更新

　信頼のエルザのカスタムモデルが今熱 S.A.Cとは！このグラボでシムシティやアサシンクリードⅢをGWにたっぷり楽しもう！

S.A.Cとは

↑”Silent Air Cooling”、略してS.A.Cは、高い冷却力と静音性を両立するエルザ製独自のクーラー。快適なゲームのための必須装備だ。

●S.A.C注目のラインナップ！

WQHD解像度でのゲームにも最適
ELSA GeForce GTX680 2GB S.A.C
実売価格 5万8200円前後
発売中

↑フルHD以上の解像度でゲームしたい人はコレ。2枚組で使うツワモノも多し。

現行ゲームのフルHDのお供に最適
ELSA GeForce GTX660 Ti 2GB S.A.C
実売価格 3万2400円前後
発売中

↑フルHDでのプレー限定ならコスパは最強。迷ったらコレを選べば間違いナシ。

補助電源6ピン×1なら最強
ELSA GeForce GTX660 2GB S.A.C
実売価格 2万5500円前後
発売中

↑補助電源が6ピン×1で済み、だいたいのゲームで高画質フルHDプレーが可。

コスパ抜群の最新GPU搭載
ELSA GeForce GTX650 Ti BOOST 2GB S.A.C
予想実売価格 2万3800円前後
4月下旬～5月上旬発売予定

↑フルHDで平均30fpsを出せる性能を2万円台で実現。予算次第で選択しよう。

ゲーム用途にはこれ以下はNG
ELSA GeForce GTX650 Ver.2 1GB S.A.C
実売価格 1万3900円前後
発売中

↑省電力でコア2世代のPCでも使いやすい。重いタイトルのプレーには向かない。

●S.A.Cの基本性能をチェック！

ゲーム中の騒音をチェック
最大10dBの差をつける圧倒的な静音性

↑GPU性能が高くなるほど、リファレンスクーラーとの差が拡がる。S.A.Cの高負荷時のノイズはリファレンスのアイドル時と大差ない値だった。
※ 暗騒音が約33dBAの環境下でZalman製『Z9 Plus』にPCパーツを組み込み、フロントパネル正面から30cm位置でCPUクーラーのみを動作させ騒音計を使って計測。

ゲーム中のGPU温度をチェック

↑S.A.Cならリファレンスクーラーよりも最高8度も低い。同じGPU搭載のグラボを使うなら圧倒的に静かでかつ冷えるS.A.C搭載製品を選ぶべき。
※ 室温19度の環境下で『HWiNFO64』を使って計測。

●高負荷ゲームを快適に動作させるグラボはコレだ！

最新重量級ゲームがどれだけ快適に動くか

　S.A.C搭載グラボを使う理由は、高いフレームレート（fps）を静かな動作音で叩きだせるため。アクション性の高いゲームでは、ｆｐｓが低いと敵のすばやい動きを見失いやすい。
　今回は重量級ゲーム2本とグラボ性能の関係を調査。S.A.C搭載グラボのGTX660Tiより上なら最高画質で快適に遊べるようだ。

フルHDで高いfpsほど快適

↑最新重量級ゲームだと常時60fps維持は困難。平均fpsの大小を比較した。

●フレームレートの目安
～120fps
垂直同期を60fpsに制限すると、60fpsに比べ描画速度にブレがなくなる。表示に問題なければ設定しよう。
40～60fps
ゲーミングPCとしてひとまず合格のライン。なめらかさは減るが、敵の動きはしっかり追える。
30fps以下
すばやい動きにGPU側が追従できずカクつきが目立ちはじめる。画質などを下げてGPUへの負荷を下げよう。

最高画質だと歯ごたえ十分
アサシンクリードⅢ
●イーフロンティア
実売価格 6900円前後

　風景や人物の描き込みが多く、現行ゲームの中でもかなりの負荷。ハイパワーGPUで緻密に描き込まれた街並みを駆け抜け、華麗な暗殺を楽しもう。
(C)2012 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Assassin’s Creed, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.

GTX660Ti以上だと最高画質でも安定感アップ

↑GTX650Ti BOOSTだと最高画質で平均30fpsをようやく超える感じで、遊んでいてちょっと辛い。最高画質プレーならGTX660Ti以上が欲しい。
※ 解像度1920×1080ドットに設定。画質設定は“Very High”と“Normal”統一の2パターンを使い、2面ボストン港移動シーンを『Fraps』で計測。

●画質をチェックしてみた
遠景の描き込みに大きな差が

↑GTX650Ti BOOSTでも平均60fps以上出せる標準（最低）画質だと、遠景の描き込みがかなり省略され、さらにエッジ部分もギザギザに描画される。

市長稼業にもGPUパワーは必要
シムシティ
●エレクトロニック・アーツ
直販価格 6800円（Originダウンロード販売）

　設定次第では内蔵GPUでも遊べるが、風景は高性能GPUの方が段違いに美しい。ただアクション性はないのでfpsは低めでもあまり気にならない。
(C)2012 Electronic Arts Inc. Trademarks belong to their respective owners. All rights reserved.

GTX680なら平均60fpsを突破！

↑このゲームもGTX660Ti以上で急激に快適になる。後々街が発展したときのことを考えたら、少し上のランクのグラボを選んでおきたい。
※ 解像度は1920×1080ドットに設定。フィルターは“ニュートラル”選択と画質“中”＋アンチエイリアスなし＋フィルター“なし”の2設定を用意。入門ガイドの都市を飛び回るように飛行した際のフレームレートを『Fraps』で計測。

●画質をチェックしてみた
影の描き込みが変化したが……

↑“中“統一設定と最高画質設定で比較しても遠景のテクスチャーや影など、違いはよく見ないとわからない。GTX660より下は中画質の方が遊びやすい。

●今夏注目の最新ゲームで試す

　グラフィックやマップの描き込みが各段に進歩した新生『FF14』の公式ベンチでも性能をチェック。GTX650 Ti BOOST以上なら最高品質＆フルHDで“とても快適”以上の評価を得られることがわかった。

刷新された世界をプレビュー
ファイナルファンタジーⅩⅣ新生エオルゼアベンチマーク
●ダウンロードページ（関連サイト）

いずれもスコアー5000以上の“とても快適”

↑GTX680が最高評価の＂非常に快適＂を得たが、どのGPUでもフルHD＆最高品質でも“とても快適”以上の評価に。

【検証環境】Core i5-3570K（3.4GHz）、ASUS P8Z77-V PRO（Intel Z77）、DDR3-1600 4GB×2、Intel SSD 335 240GB、ZALMAN Z9 Plus、Seasonic SS-760KM（80PLUS GOLD）、Windows8 Professiona（l 64ビット）、ドライバー GeForce 314.22（WQHL）。

提供：エルザジャパン（関連サイト）