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スマホに写真を転送できる無線LAN内蔵SDカードの最速を決める(実測)

2013年04月11日 14時00分更新

 コンパクトデジカメからデジ一眼まで、機種を問わずスマホへの画像転送が可能な無線LAN内蔵(WLAN)SDカード。その実力をチェックしてみた。

 

見た目はふつうのSDカードと同じ
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↑無線LANを内蔵していても、サイズは通常のSDカードとの違いはなく、重さの違いも感じられない。
WLAN SDカード転送時間比較
925_WLAN_SD
↑1610万画素のミラーレスデジカメ『NEX-5』を使用。JPEG最高画質で1枚あたり約2.8MBの画像を連続で10枚撮影し終えてから、スマホへ画像を転送完了するまでの時間を計測。

撮影後に即転送する“自動保存”は速度も有利

 上位2製品『Eye-Fi』と『ezShare』は、いずれも自動転送のプッシュ型。撮影中でも転送し始め、さらにアプリ操作も不要なぶん、短時間で転送が終了した。『FlashAir』は若干遅いClass6の規格だが、十分に健闘。『Air Card』は、アダプターを介するのがボトルネックになり、速度面ではやや振るわなかった。

バッテリーのもちもチェック!

 WLAN SDカードの電源は、デジカメ側からの供給となるため、気になるバッテリー消費を計測してみた。製品差はわずかだが、撮影後に手動で選択して転送するものの場合は、接続時間が余計にかかるぶん、消費量が多くなった。

30分で60枚撮影&転送時のバッテリー消費量比較
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↑WLAN非対応のSDカードと比べると、30~40%増しとなった。“()”内の数値はデータ転送作業時のバッテリー消費量。
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